美容・健康特集
姿勢作りのポイントは「あし」にあり!自分でできるあしのコンディショニングで正しい姿勢と調子の良い身体を手に入れよう。
2014/06/25
リセットコンディショニング
さて、モニタリングで自分のからだの状態をしることができたら、リセットコンディショニングに入っていきます。
筋肉と骨格を元々ある状態に戻す運動です。
生活の中での動き方の癖や、運動でのからだの使い方の癖で、硬くなった筋肉や歪んでいる骨格を整えていきます。その結果、からだが元々持っている反応や動きを発揮できるようになります。
あしの力を抜き、完全にリラックスした状態で。お風呂の湯船の中でやるのもオススメです。
まずは、巻いたタオルを左膝の下に置き、右足だけあぐらをかくような体勢を。
■指分け
小指と薬指をつまんで指をまっすぐ伸ばし、前後にわけていきます。
同様に、薬指と中指、中指と人差し指、人差し指と親指と順番に指分けしていきます。
■足のアーチ その1
足のアーチを成す筋肉や骨を上下に動かします。
手の位置は、左手の親指を土踏まずのちょうど真ん中あたりに合わせたところです。両手で包み込むように持ち、右手であしを固定し、左手で動かすイメージです。上下に動かしましょう。
■足のアーチ その2
足のアーチには、もう少し足首に近い部分に動く箇所があります。
右手がちょうどくるぶしを包むように足首を持ちます。左手は土踏まずのかかと寄りあたりを。足のアーチその1と同じように、右手で固定、左手で上下に動かします。
■かかとゆすり その1
かかとを手のひらで押さえ、あしを完全に脱力した状態で前後にゆすります。あしの動きを意識せず、ゆっくりゆらゆらゆらと。
■かかとゆすり その2
左手の親指と人差し指の間にかかとをはめ込むように持ち、あしを左右に(内向き・外向きに)揺らします。
■あし首回し
あしの指と左手の指を交互に挟み、あしを持った状態で、あし首をゆっくり回します。
右回り30回、左回り30回を目安に回しましょう。
■クルクルトントン その1
タオルを右ひざの下に移動します。
まずは「トントン」から。膝の上のももあたりを両手で持って、上下に動かします。
膝の裏をタオルにトントンと打ち付けるイメージです。脚全体の力を抜いて行いましょう。
■クルクルトントン その2
次は「クルクル」です。「トントン」の時と同じく膝上のもものあたりを両手で持ちます。少しつま先方向に引っ張るイメージで持つと良いです。
あしのかかとを支点にしてクルクルと、股関節から回すようなイメージで、力を抜いた状態で手で揺らします。
片方のあしが終わったら、あしの長さを比べてみてください。リセットした方のあしが長くなっていればOKです。
片方の足が終わったら同様に、もう片方の足も。
リセットコンディショニングが済んだら、次ページではアクティブコンディショニングの方法について解説していきます。