今回のPICK UPインタビュー（こちら）では、路地裏のお店ということで、明神町のen-zoさんにご協力頂きました。急な取材依頼にも関わらず快く引き受けてくださり、とても素敵な内容の記事が出来たのではないかと思っています。
今回、“路地裏”をテーマにしてみたのですが、さて、みなさんは身近なことにどれくらい興味関心がありますか？　「近所だけど行ったことがなかった」とか「毎日通るけど、どんなお店かは知らなかった」なんてこと、意外とありませんか？


私自身も八王子で育ちながら、この仕事をするまで、恥ずかしい事にほとんど地元の事を知りませんでした。「そんなに興味関心がなかった」と言った方が正しいかもれません。ところが、事細かに地域に目を配り、そこに何があるのか関心を寄せながら街を歩いてみると、たくさんのものが見えてきました。
「あれ、こんなところに小道があったんだ？」とか、「素敵な雰囲気のお店がこんなところにあるね」とか、毎日が発見の連続です。だから、市内の移動はなるべく徒歩か自転車で、普段通らない道を選んで移動します。ふと見上げたビルには知らないお店ばかり。自転車で電柱に激突したことも何度かありました（笑）。注意散漫、これは危険ですね。

このインタビュー記事、限られた枠の中でご紹介できることもわずかではありますが、少しでもそのお店のこだわりや中身に触れ、知っていただければと思って書いています。「自分の住んでいる地域が好きになること」のきっかけになってくれたら本望です。そして是非、関心を持って自分達の街を歩いてみてください。「上を向いて歩こう」は危険ですが、折に触れ、普段は見過ごすようなものでも足を止めてみると、意外な面を発見できるのは、地域散策の醍醐味でもあります。