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編集部コラム

花見の歴史と桜の種類

まいぷれプチマガジンに掲載している編集部コラム vol.8

2015/03/22

春寒しだいに緩む季節になり、日中はだいぶ春めいてきました。花粉症の私にとっては、この季節は春が待ち遠しくも、スギ花粉がどうにも辛い季節であります。桜の花が咲き始める頃には、少し落ち着いてきますが今年はどうでしょうか…。
▲綾南公園入口付近に架かる南浅川橋と川沿いの桜。
▲綾南公園入口付近に架かる南浅川橋と川沿いの桜。
さて、桜と言えば菊と並んで日本を象徴する代表的な花で、桜の花を楽しむ花見も日本全国でとても慣れ親しんだ行事であり、日本人にとっては特別な花とも言えるでしょう。ところで、この「花見」の文化はいつから始まったのでしょうか。

日本人が桜の花の下で宴を楽しむいわゆる「花見」の文化が庶民に広がったのは、意外にも新しく江戸時代からだそうです。元々は、古来からお祓いや田畑の豊作祈願のための宗教的行事だったことが由来だそうですが、奈良~平安時代には、貴族たちの間で桜を鑑賞しながら歌を詠み、花を楽しむようになりました。
▲浅川大橋の麓に100mにわたり咲き誇るソメイヨシノ
▲浅川大橋の麓に100mにわたり咲き誇るソメイヨシノ
▲富士見台公園では、ヤマザクラも見ることができる
▲富士見台公園では、ヤマザクラも見ることができる
日本に咲いている桜の約8割が染井吉野(ソメイヨシノ)と言わているそうですが、ソメイヨシノは、染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋が江戸時代末期に品種改良した園芸品種で、テレビなどでよく聞く桜の開花予想もこのソメイヨシノの桜を指しています。

緑豊かな八王子では、ヤマザクラをはじめ山野に自生する野生種も楽しめるはずです。
花見には親しみがあっても、桜の種類まで知っている人は少ないのかも。ソメイヨシノの下で花見酒も良いですが、桜の種類にも目を向けてみると春の楽しみ方が広がるかも知れません。

【まいぷれ八王子 編集長 町野】
まいぷれ八王子通信「mypl.net」

地域情報サイト「まいぷれ八王子」の編集部が八王子の街で出会った、感動や発見をたくさんの人におとどけするためのお楽しみプチマガジンです。「灯台下暗し」 さぁ、八王子の新しい発見と感動に出会いに行きましょう。

vol.8の表紙とPICK UP インタビューは「沖縄そば専門店 和」さんです。
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