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八王子を盛り上げる話題の日本酒とは?
2018/11/13
単なる試飲会に留まらない『髙尾の天狗を楽しむ会』を(株)開拓使が企画。
11月11日にけいの家八王子本店にて開催された『髙尾の天狗と旬の味覚を楽しむ会』。このイベントは、八王子市高月町の酒米を、長野県諏訪市にある酒蔵(株式会社舞姫)で醸した日本酒『髙尾の天狗』を楽しむ会。まさに八王子と諏訪の架け橋となるイベントで、当日は諏訪からの参加も含む50名以上の参加者とスタッフで熱気に包まれた。
醸造元の舞姫も諏訪から来場し、『髙尾の天狗』をはじめとするとっておきの日本酒の数々を熱心に参加者に説明している姿が印象的であった。
『髙尾の天狗』の醸造元である株式会社舞姫 塚本さん
髙尾の天狗とは?
この『髙尾の天狗』は、八王子まちおこしプロジェクトとして2014年から活動をしている「Hachi-Project&TOKYO(はちぷろ)」企画から誕生した日本酒だ。
「農家」「酒蔵」「酒販店」が中心となり、市民参加型でお米作りからお酒が出来るまでの一連の工程を体験し、市内の飲食店、小売店そして市民の交流の場を目的とした街おこしプロジェクト。
年内には、NPO法人も立ち上がるとの事でこれからますます活動の場が広がっていく事が期待される。是非はちぷろの公式サイトもチェックしてもらいたい。
はちぷろ公式サイト はちぷろの西仲さんのご挨拶
はちぷろのスタッフと(株)開拓使の北澤社長・龍神丸市場の大石店長
大盤振る舞い!秋の味覚に舌鼓!
当イベントを企画し、会場となった株式会社開拓使(けいの家・龍神丸市場を運営)は日頃から八王子の地元野菜や産直の食材を掛け合わせたメニューが斬新で話題の人気店。
乾杯の音頭と共にスタートした本会では、次から次へとテンポよく料理がテーブルへと運ばれ、けいの家スタッフの入念な準備とこのイベントへの意気込みが感じられた。
また、今回のイベントのために用意された特別メニューは、八王子や諏訪の食材が使われているだけでなく、「髙尾の天狗」の酒粕や酒米がふんだんに料理に取り込まれており、当イベントのコンセプトに花を添えた。
岩手県のホタテやホヤ・広尾産の本ししゃもなど新鮮な刺身を豪快に載せた「積荷満載盛り」
小比企のかぶ(信州茅野の味噌焼き)・八王子の原木しいたけ・信州名物おやき
信州の老舗「小川の庄」のおやき
今回のイベントのメイン料理は吉祥寺のイタリアン「ヴィネリアハーベスト」の鎌倉シェフによるコラボメニュー。どろぶたのステーキには髙尾の天狗わさび漬けソースを、リゾットには酒米を使用。
鍋にも髙尾の天狗の酒粕が入っており、十勝鮭との相性で芳醇な味わいに。
舞姫さんの厳選の日本酒に、季節の旬な料理の数々…、予定していた2時間の宴席はあっという間にフィナーレに。単なる日本酒の試飲会に留まらない『髙尾の天狗と旬の味覚を楽しむ会』。知らない者同士でも、何かひとつのことに向かって集まった人たちの熱気と、それを応援してくれる人たちによる和やかな雰囲気に会場は包まれた。
中締め後には記念撮影をして終わったとか終わらなかったとか…(みなさんお酒やお料理がお気に召したようで宴はつづく…)
「髙尾の天狗」は八王子市内でも各所で購入できますので見かけたら是非飲んでみては!