2012年にたまたま手にした小冊子に紹介されていて「なんだこの素敵な作品は」と思い、すぐ心奪われました。ですが、当時は自分の子どもがまだ小さかったこともあり、すぐに始めることができず思いを募らせました。
2014年、laglag__としてフックドラグの制作をはじめました。初めての作品は娘のヘアゴム。とても喜んでくれて、嬉しかった気持ちは今も制作活動への原点となっています。そして2017年新たな道具としてフットラグ用のパンチニードル
【Oxford punch needle】と出会い、作品の幅が広がりました。

オックスフォードパンチニードルは、アメリカバーモント州にあるオックスフォードカンパニーにて制作販売、オーナーのエイミーオックスフォードさんが開発した、ラグを作る為の道具です。日本ではまだ認知度は低く、これから注目度が高まっていくと思います。この道具1本と毛糸、枠などがあればすぐにラグ作りが始められます。ニードルを刺し込むだけで均一にループが出せ、サクサクと刺せる感覚は心地よく、長時間使用していても疲れにくいなど、初心者の方でも簡単に始めれます。

小さなコースターやブローチ、大きいラグマットなど幅広い作品、幅広い世代の方へ楽しんでいただけます。絵を描くように自由なデザイン、個性が表現できるとても楽しい手芸です。
寒冷地域のアメリカでは【フックドラグ】が小学校の授業のカリキュラムとして組まれ、パンチニードルが使用されています。黙々と進むパンチニードルの作業は心がリラックスでき、ゆったりとした時間が流れます。わたし自身も制作する時間がストレスを発散となり、日常をリセットする時間となっています。ワークショップではゆったりとおしゃべりしながら、ランチをいただきながら、楽しくラグの作品を仕上げていただいています。

オックスフォードパンチニードルで作品を制作し始めた頃から、いつか本場アメリカの創始者のところでレッスンを受けたいという思いが沸いてきました。そんな思いからエイミーオックスフォードさんへ連絡を取り、日本でパンチニードルの楽しさを広めていきたい事など思いを伝えると、日本では現在3名しかいない販売契約を結ぶことができました。
2019年4月より【オックスフォードパンチニードル公式販売店】としてニードルの販売をスタートしました。

さらに2019年6月、Oxford companyのあるアメリカのバーモント州へ単身渡米。そこでエイミーさんから直接指導を受けたり、エイミーさんのご家族を交えながら一緒に出掛けたりと、親睦を深めることができました。

八王子自宅ワークショップのほか、鎌倉のカフェや茅ケ崎イベントスペース、武蔵境の飲食店等で開催中です。現在4カ所で定期的に開催しています。また、不定期にイベントへ出展する際にもワークショップを開催しています。道具をお持ちでない方でも、ニードルをお貸ししています。一度体験してからご購入される方もいらっしゃいます。

はい。年に一度、八王子の自宅にてハンドメイドイベント「laglag Base」を開催しています。このイベントはハンドメイド作家さんによる作品の販売や、ワークショップ、お菓子販売など、手作り感のあるアットホームなイベントになっています。毎年秋頃に開催していますので、HPやSNSでチェックしてみてください！今まで私が作った作品も公開しています。

laglag__ホームページ購入フォームよりお買い求めいただけます。または、BASEショップにて「laglag__」と検索してください。ご購入後も使い方などご不明な点がありましたらご連絡いただければサポートいたします。

今後もフックドラグ、オックスフォードパンチニードルの楽しさを多くの方へお伝えし、広めていきたいです。多種あるパンチニードルのなかでもOxford punch needleは非常に使いやすく、初めての方、お子様、ご年配の方にも安心してお使い頂けるからです。より多くの皆さんの目に止めていただけるような魅力的で、laglag__らしさのある作品をこれからも作り続けていきたいです。

このコーナーでは、「地域情報サイトまいぷれ八王子」の編集部スタッフが、八王子の街で見つけた素敵なお店や素敵な人をインタビュー形式でご紹介しています。みなさまの八王子でのライフスタイルがもっと豊かでもっと楽しくなるきっかけのひとつになれることを願っています。