よっ!仕事人
現在34店舗出店しており、水産関係・精肉関係・青果関係・雑貨などの幅広いジャンルのお店で構成されています。
2013/11/10
【まいぷれ×法政大学】コラボ企画
◇◇法政大学多摩キャンパスの学生が、地域で活躍する“仕事人”に突撃インタビュー!◇◇
今回、私たちは『八王子綜合卸売協同組合』に取材させて頂きました!!
☆八王子綜合卸売協同組合とは?
総務部渉外係の内田さんにお話を伺いました。
八王子綜合卸売市場は昭和49年11月にオープンしました。
現在34店舗出店しており、水産関係・精肉関係・青果関係・雑貨などの幅広いジャンルのお店で構成されています。
私たちがこの市場に訪れたのは今回が初めてでしたが、メンバーがまず最初に感じたのは
「これが市場・・・?!」
ということでした。
市場といえば人々の声が多く飛び交い、騒がしいイメージでした。
しかし、この八王子綜合卸売市場は喫茶店のコーヒーのいい香りが漂い、おもちゃや日用品といった“市場”という言葉からは想像できないようなお店が並んでいます。
これは市場といっても魚や肉などの生鮮食品だけではなく、お店を経営している人がお花を店内に飾るために花屋、作業着として白衣を買うための洋服屋、伝票をつけるための文房具屋といった付属商の狙いがあるからなのだそうです。
たしかに、必要なものが全部一気に買うことができたら便利ですよね!
客層は基本的に高齢の方が多く、八王子市民はもちろん神奈川県、山梨県からのお客さんもいらっしゃるそうです。
休日になると家族連れのお客さんやBBQの道具や食材を揃えに来る若い人たちで市場は盛り上がり、安くて大量に購入したいときにはうってつけのスポットなのです☆
☆組合はどうやってできたの?
通りには、1番街、2番街…というように名前がついています。
八王子綜合卸売市場は、現在隣に位置している八王子総合卸売センター株式会社が開設するのを契機に、八王子市で商売をしている人たちが、
「地元で商売をするなら、地元の人たちも立ち上がろう!」
ということで、協力しあって協同組合を立ち上げて、昭和49年に現在の“八王子綜合卸売市場”ができました。
当初は八王子住民のみで経営していましたが、現在は八王子以外からの人たちも多いとのことです。
また、お店の入れ替わりが激しく当初から出店している店舗は10店ほどに減ってしまいました。
市場の朝はとても早く、常に組合員の方が24時間体制で常駐しているのだそうです!(大変!)
八王子綜合卸売センター
新鮮なお野菜も販売してます☆
(株)十一屋ジャパンさんの
おいしそうな漬物たち(*^^*)
ばななー!!
☆お店紹介
2つのグループに分かれて4つの店舗にお話を伺いました!
日研フードサービス(株)
日研フードサービスの店長さんにお話を伺いました。
◆日研フードサービスさんはどのようなお店ですか?
→ハム・食肉を主に取り扱っている精肉店です。おおもとにはアンデス食品という会社があり、各地に日研フードサービスさんのような支店があります。その支店数はなんと22店舗です!
◆この日研フードさんはいつからこの八王子綜合卸売市場に出店しているのですか?
→八王子綜合卸売市場設立当初から出店しています。(約40年前から!)
◆市場で働く良さというものはありますか?
→雰囲気がアットホームであり、和気あいあいとしています。この市場にお肉屋さんは他にもありますが、競争意識が強いというわけではなく、組合全体で売り上げを上げよう!という気持ちでやっています。また、同じお肉屋さんでも、それぞれの“売り”があり、それぞれが強みを生かして営業しているので、殺伐とした雰囲気にはならないです。
◆では、逆に悪いところはありますか?
→屋外と屋内を隔てるものがないので、冬は寒いところです。
◆客層はどのような感じですか?
→平日と土日で異なります。平日はお店をやっている人が多く、休日は一般のお客さんが多いです。日によって人の出入りの多さが異なり、お正月や夏のバーベキューをやる時期には若い人や家族づれのお客さんが多くなります。
◆お店をやるうえで工夫していることはありますか?
→お肉にも旬があるので、季節によって売り出すお肉を分けています。また、POPを手書きでカラフルに描いて、お客さんの目につくようにしています。
(株)十一屋ジャパン
(株)十一屋ジャパンさんは業務用漬物・料理・食材製造卸のお店です。
店長さんの菊地さんにお話を伺いました。
◆いつから出店していますか?
→22年前から出店しています。
◆お店の中の人は家族や親族なのですか?
→漬物屋自体は今の社長の一族が創設しましたが、さまざまな人が働いています。
しかし、従業員の心はつながっている、とのこと。名言いただきました。(笑)
◆市場で働き始める前の市場の第一印象はどうでした?
→ガヤガヤしていて恐いイメージでした。しかし、働いてみると楽しく、人が温かかったです。
◆十一屋で売られている漬物は全部お店オリジナルのものですか?
→全国のおいしい漬物を取りそろえながらも、業者と協力しながら特注で十一屋にしか出せない味の漬物を販売しています。
◆十一屋の魅力とは!
→密封して袋詰めで売られている漬物だけでなく、新鮮な漬物をその場で必要な分だけ売ることで最高の味を提供することです。
花昇生花園芸センター
きれいなお花に囲まれて一段と華やかな生花屋さん『花昇生花園芸センター』は、市場の一番街・さくら通りにあります。
今回は店長さんご夫婦にお話を伺いました。
◆こちらのお店はいつから出店していますか?
→昭和63年に組合から依頼を受けて、約26年間営業しています。
(店長さんが21歳のころから始められたそうです。若いですね!)
◆ご家族で経営してらっしゃるのですか?
→はい。元々生花屋だった店長に嫁いだので、このお店で働いています。(奥様)
◆どのようなお客さんが利用されるのですか?
→一般のお客さんはもちろん、個人商店やアレンジ教室を営んでいる方も利用されます。
一見厳しそうな店長さんはお花のアレンジがとても美しいと評判なんだそうです*(隣の文具店さん情報)
マキ文具店
市場内に2軒のお店を構えているマキ文具店。今回は代表の槇さんにお話を伺いました。
◆マキ文具店は創業してから何年くらいたたれるんですか?
→昭和48年に開業したので、約41年になります。本店は神奈川県相模原市にありますが、以前ここ(八王子綜合卸売協同組合)でお店をやられていた文具店が出ていってしまったのがきっかけで、こちらでの出店を依頼されました。
◆お店で働いている人はご家族ですか?
→昔は家族でやっていたけど、お店が大きくなって、今ではよそから人を雇って経営しています。
◆普段はどのようなお客さんが利用されているんですか?
→学校や病院などからの大量発注がメインです。安くしているから量を売らないと利益が出ないんです。韓国から発注があったこともあります。最近だとお取り寄せブームだから新潟からうまい棒を発注されたこともあるんです(笑)
土曜は焼肉パーティーなどをする家族連れのお客さんが子供におもちゃを買っていく姿が多くみられます。おじいちゃんが孫におもちゃを買ってあげている姿が多々見られるます。
◆槇さんの商売の秘訣を教えてください!
→商売をするときのキーワードは『あきない!』。商い(あきない)をするうえで大切なことは継続して続けること、飽きない(あきない)こと!飽きちゃいけない!!
市場にいると世の中の動きがわかるとか!お孫さんにおもちゃを買ってあげるおじいさんの姿や、平日の市場の様子をうかがいながら世の中の動向をうかがっているそうです◎
☆こんなこともやってます!
せっかく素敵なお店が多く集まっていても、人が来なくては意味がない!
というわけで、八王子綜合卸売協同組合ではいくつかの取り組みを行っています☆
*無料送迎バス
一日に往復1本の無料送迎バス!
お年寄りの方たちのために八王子や高尾の方面からバスを出しています。
費用は商店街の助成金から出ていて、
平均12~15人くらいの人が利用しています◎
*カルチャー教室
カルチャー教室では、季節に合わせた様々な創作活動を行っています。
10月にはジャックオランタン作り教室が開かれたりと、イベント盛りだくさんです♪
参加希望の方は事前に予約をしてくださいね!
*HP
ホームページでは市場の特売情報が盛りだくさん!デジタルチラシでお得な商品が写真付きで見られます!
その他イベントの案内なども多数掲載◎毎週更新されるのでチェックするのを忘れずに☆
☆取材に行ってみて
市場というものはテレビでしか見たことがありませんでしたが、実際に足を運び雰囲気やお店の人の温かさ、情熱を感じることができてよかったです!市場は人と人とのコミュニケーションがとても大切ですが、これはこれからの社会の中でも必要なことなので、生かしていければいいなと感じました。(西室)
八王子には幼いころから親しみがありますが、市場があることは知りませんでした。実際に行ってみると市場というより本当に商店街という感じで、いろいろなお店が見られて楽しかったです。雰囲気もアットホームで、お店やさん同士が和気あいあいとしていました。市場の存続の維持だけではなくて、新しいお客さんを呼び込むために、カルチャー教室や無料送迎バスなど新しいことにも果敢に挑戦しているのがとても良いなと思いました。今度は個人的に行きたいと思います。(丸山)
最初にイメージしていたのと実際に行ってみたものでは、大分イメージが異なりました。私たちが普段なじみのある市場とは異なり、前にも書いたように、商店街という言葉がぴったりです!出店しているお店同士が顔見知り、お店の人とお客さんが顔見知りなど、地域に根付いていて温かみがありました。ああいう場所があると、地域全体に活気が出るのだと感じました。(古川)
地元住民の声から立ち上げられた組合、そして市場は八王子市の元気印だと感じました。今回取材を行ったあるお店の方はが「あっちのお店はご夫婦で経営してて、面白い話聞けるかもしれないよ~」「そっちのお店は○○がすっごくおいしくてリピーターがたくさんいるのよ!」と様々な情報を教えて下さり、お店同士の繋がりが深いところが毎日顔を合わせて一緒の場所で働く市場の良いところだと思いました。ご協力ありがとうございました!(岡本)
詳細
八王子綜合卸売協同組合〒192-0906
東京都八王子市北野町584-21
営業時間:午前6時頃からお昼頃まで(店舗によって違いますのでご注意下さい)
TEL:042-645-6300
八王子綜合卸売市場 公式HP 私たちが取材させて頂きました!
岡本 なつみ
生年月日 1993年8月16日 神奈川県川崎市出身
小学生の頃は常に背の順で1番前。
成長期というものを体験したことがなく、ただいま原因究明中。
ひとりカフェ、ひとりショッピング、ひとり旅も何のためらいもなくできちゃうひとり大好き人間。しかし、家族や恋人で賑わう場所でひとり寂しい思いをすることもしばしば…。
Ryuki.N
生年月日 1993年6月2日 山梨県大月市出身
山梨県の田舎で育った大学2年生の体育会系男子です。
幼いころからサッカーをしていて、今もプロサッカー選手を目指し頑張っています。
アクティブな生活を送り、たくさんの人と関わることが好きです。彼女募集中(笑)。
古川 理沙
生年月日 1994年3月30日 東京都練馬区出身
法政大学(市ヶ谷)に通っていた兄に憧れ、法政大学に進学。
しかし、現代福祉学部はまさかの多摩キャン。田舎。
実家のある練馬区から2時間かけて通っています。
最近は読書に目覚めて、通学中電車で本を読む知的な女子です。
みんなでわいわいしたり、スポーツしたりするのが大好きです。
丸山 早紀
生年月日 1993年4月6日 東京都町田市市出身
八王子市のとなりにある相模原市で育った私にとって八王子は近くて遠いおさななじみのような存在です。
知っているようで知らないところがたくさんある!
そんな高いポテンシャルを秘めた町、八王子を「まいぷれ」制作を通して知っていきたいと思います。
好きなことはテレビを見ることで、お笑い番組から、NHKの「プロフェッショナル」まで、何でも見ます。
「まいぷれ」制作をさせていただく中で、八王子にいるたくさんのプロフェッショナルに出会いたいです!
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八王子市八幡町5-11 衣類のイツミヤ2階
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