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よっ!仕事人

株式会社開拓使

今地元で話題の「けいの家」をはじめとするお店を経営する株式会社開拓使をインタビュー!

2018/01/29

【まいぷれ×法政大学】コラボ企画
◇◇法政大学多摩キャンパスの学生が、地域で活躍する“仕事人”に突撃インタビュー!◇◇
前回の取材で、八王子市小比企町の峯尾農園さんを取材させてもらった私達は(前回の記事はこちら)、今回、その峯尾さんの野菜を使用している飲食店を取材することにしました。現在、八王子市内にて「けいの家(本店・みなみ野店)」と「山田町採り直 龍神丸市場」の3店舗を経営している株式会社開拓使の北澤社長にお話を伺いました。

けいの家オープンから現在に至るまでのエピソードをお伺いしました。

お店立ち上げまでの経歴

北澤さんは19歳の時にチェーン店の飲食店でアルバイトを始め6年間続けた末に店舖の店長になり、30歳になる頃には35店舗も統括するほどの信頼と実力を兼ね備えたエリアマネージャーにまで昇進しました。

しかし、会社の上司のやり方に少しずつ違和感を感じ始め、同じ想いを持った仲間とともにその会社を退職し、その仲間とともに今のけいの家を作りました。しかしそこにはたくさんの苦悩がありました。
株式会社開拓使の北澤社長と。
株式会社開拓使の北澤社長と。
八王子でお店を開いても、駅周辺は多くの大手居酒屋チェーン店の競争が激しく広告費なども安くはないために、駅周辺に開くのはリスクが高かったのです。

そこで、たまたま仲介不動産屋さんから安くてお座敷が広い物件を紹介されたのが今のけいの家本店がある場所です。京王八王子駅からは徒歩5分ほどに位置する場所で、あまり人気がない場所に位置しています。
2014年1月に念願のオープンを果たしましたが、この時期に大変だったのがお客さんの集客率の低さでした。立地がいいとは言えない場所だったため、周辺住民の方々くらいしかその存在をしることはありませんでした。
お客さんが来ないために、営業時間になってもやることがありませんでした。

しかし、2月のある日、東京に大雪が降りました。雪が降って、さらにお客さんが来なくなり、やることもないので従業員で雪かきをしました。店の前だけでなく、近隣住民の家の前も雪かき作業を行ったところを、地域の人がしっかりと見ていてくれてそのことをきっかけにけいの家さんの信頼と注目度が集まりました。
また寒い日が続く中では、店の前で道歩く人にあら汁を配り心と体を温めたりもしました。
そのような活動が地域に認められて、町会からの感謝を送られました。
それをきっかけに町会の人や地域の方々がお店に来るようになり、食材に対しても強いこだわりがあることから、またお店に来てくれるお客さんが多くなり、今のけいの家さんがあります。

経営に対する想い

北澤さんは経営するにあたりこだわりがたくさんあります。まずなんといってもお店に出している野菜は産地直送の新鮮な八王子野菜であることです。テーマを「採り直」としているほど鮮度を強調しています。鮮度重視であるからこそシンプルに食べてほしいとして、提供する料理にもこだわりを見せています。

お店の開店当初の食材は八百屋さんからの調達で、北澤さんの本心としては八王子の農家さんと直接つながり、現地に赴き、自分の目で見て、舌で味わうことで、自ら使う野菜のことを知りたかったのですが、農産さんと直接つながる機会がなく、当初は八百屋の野菜を使い続けていました。
従業員で産地直送している畑への研修
従業員で産地直送している畑への研修
しかしある日、一人のお客さんに提供した焼きソラマメに対して「これは本当のソラマメの焼き方ではないよ」というクレームが入りました。

この機会が、八王子農家さんとつながるきっかけになったのです。そのクレームを出してきた人が八王子農家の峯尾農園さんで、直接焼きソラマメの調理方法を伝授してもらったのです。そして、峯尾さんが八王子で農家をしていることから、今度畑を見に行ってもいいですか?というお願いをし、後日見学をさせてもらいました。そんなエピソードから峯尾農園さんとのつながりができました。それから、同じく八王子で野菜を生産している中西農園さんやFIOさんを紹介していただいたり、お店で野菜を使って欲しいという農家の方が増え横のつながりが増えました。

北澤さんが大事にしていることは生産者の顔が見えるということです。お店のコンセプトとして「農夫と海女の逢瀬」を掲げています。農夫とは八王子野菜のことで、海女とは十勝の広尾町の魚介類、肉、酪農等を指します。その2つの逢瀬、つまりコラボということです。

八王子野菜はテーマを「採り直」とし、生産者の顔が見れること、すぐそこの場所で採れた、鮮度が良いことをアピールしています。けいの家はアルバイトのスタッフも含め自分たちで食材を提供する場所に赴き、その現地の状況や生産者との交流を行っています。実際に足を運ぶことでしか分からない現地情報を得て、食材に対して従業員がちゃんとした知識を持てるように学んでいます。

大変なこと、つらいこと

北澤さんをはじめとする開拓使のスタッフの努力により今では八王子に3店舗を出店するほど大きくなったのですが、成長する一方で新しい大変なことや、辛いことがあります。

八王子の野菜を使うことでみんなを豊かにしたいという思い、北澤さんがこれまで大切にしてきた八王子の新鮮な野菜のそのままの味を味わってほしいという思いを継続的に保つということです。八王子の野菜を新鮮な状態で提供するということはお客さんに八王子の良さを知ってもらい、八王子の地産地消を促進することになります。3店舗もあるので、社員、アルバイトがあわせて30人ほどおり一人一人に北澤さんの思いが薄くならないよう、正しく伝えお客様に還元するということを特に心がけています。働く人にじっくり丁寧にけいの家のことを知ってもらう必要があるのです。じっくり丁寧にとは、けいの家のこだわりや想いを働く人に教えていくことです。けいの家のこれからの課題は働く人の意識を上げ、お客様に満足してもらえるお店づくりをしていくことです。

今後の想い

生産者さんを紹介しているメニュー
生産者さんを紹介しているメニュー
けいの家さんのこれからの展望として、今後どういう食材を使ってみたいかという質問をしたところ、東京にはまだまだおいしいものがたくさんあり、鶏、豚(東京X)、江戸東京野菜と東京で育った野菜、畜産を使用して生まれ育った地の美味しいものをより多くの人に伝えたいとおっしゃっていました。

また、生産者さんとの関わりも重要なので、産地直送の食材を使用し続けることによって生産者さんとの信頼関係を築いていくことをこれからも続けていき、地元の食材を大事に使っていきたいとも話されていました。メニューにも“生産者さんの顔が見える食材”がわかるように載っていて、安心しておいしい食材を頂くことができるなど、地産地消をより実現していくことが今後の取り組みとしてさらに重要となっていくと考えています。市民の皆さんの地元の食材への理解、愛着を深めていくことがこれから大事になっていく取り組みであると思います。
取材をさせていただいた本店の店内にて。
取材をさせていただいた本店の店内にて。

取材を終えて

本間悠太

地域の食材を使い、それを地域の多くの方達に食べてもらい魅力を知ってもらうけいの家さん独自のこだわりは他の店ではなかなかできないことであり、地元の農家さんとのつながりが強いからこそ生まれるものであるため、関係性を作り、とれたての食材を提供することができる取り組みは地産地消を可能にし、多くの人たちに美味しい食材を届けることができる取り組みをされていて、このようなお店がもっと増えていけば地域がより活性化していくと思いました。

阿部奈津美

今回取材をさせていただいて、お店成り立ちの経緯から店長さんの思いを聞くことができ、まいぷれというこの企画に対する思いが強まりました。また、店長さんが本当に関わっている方達への敬意が強く、とても素晴らしい方だと感じました。
正岡智美

正岡智美

今回の取材で八王子という土地で育った新鮮な野菜を地元で消費するという素晴らしさを知ることができこれからももっともっとたくさんの人に広まって欲しいと思いました。地域密着型のお店があることが強みだと思うので、このまいぷれを通してたくさんの人に知ってほしいです。今回は、取材させていだだきありがとうございました。

宮本慎之介

今回はけいの家さんを取材して、北澤さんの今に至るまでの経緯やそれに対する想いを聞くことで、社会の中で働く人の貴重な面白いお話しを聞けて良かったです。お店で使う食材だからこそ、従業員がしっかりと研修を受けることでその食材をアピールすることができる。こういった方法でお客さんとの信頼関係を作ることで、ほかの飲食店との差別化を図っていて面白かったです。そういう関係を作っていきたいという北澤さんの想いが今のけいの家を作っているのだと感じました。

店舗情報

けいの家 八王子本店
住所 八王子市明神町3-9-1
TEL 042-649-1724


けいの家 八王子みなみ野店
住所 八王子市兵衛1-1-10
TEL 042-683-4987

山田町採り直 龍神丸市場
住所 八王子市旭町6-4
TEL 042-649-7942

私たちが取材させて頂きました!

ともみ
生年月日 1998年3月25日 愛媛県内子町出身

田舎で生まれ育ち東京に来たものの、自然が忘れられなくて日々親と電話してます。
いつも寝ているかぼーっとしているか、マイペースな部分が多いけど、やる時はちゃんとします。
本間 悠太
生年月日 1996年5月29日 新潟県新潟市出身

新潟の都市な方で育ち、東京の辺境キャンパスへ通っている大学生。一人暮らしにも飽きがき、パックご飯とツナ缶生活。趣味は家でゴロゴロ。その理由はチャリがパンクして外へ出れないから。安パイな生活・バイトして楽しく生きてエンジョイする大学2年生。
あべ
生年月日 1997年7月31日 東京都足立区出身

自然や田舎がすごく好きです!特に景色!空も星も大好きです。だから多摩キャンパスも好きです。でも、遠くて通うのが大変で困ってます。基本いろいろやることが遅いです。
好きなことは歌うことと、絵を描くことです。スポーツも好きです。カラオケにめっちゃ行きます。ドラえもん好きです。
しんのすけ
生年月日 1997年8月5日 神奈川県大和市出身

どうも!こんにちは!神奈川県出身のしんのすけです!
自転車でいろんな所に行くことが好きで、いつかは自転車で日本一周することが夢です!芝生でゴロゴロすることが好きで、まったり過ごしています。
こんな僕ですがよろしくお願いします。食べること大好きです!