高尾駅から車を相模湖方面に甲州街道を走ること約10分。
高尾の雰囲気とは全く違う、酸素濃度の濃い、緑に囲まれたとても自然豊かな場所に4月1日オープンした「高尾食堂　あめとつち」。

現在のメニューは、高尾で穫れた無農薬野菜を中心に、植物性原材料のみで作った定食「あめとつち定食1,200円（税抜き）」「季節の野菜とチキンのスープカレー1,000円（税抜）」「子どものあめとつち定食700円（税抜）」の3種類。
食事は全て小麦粉の代わりに米粉、お砂糖の代わりにみりん等を使用している。
また、水は隣のお店「峰尾豆腐店」さんが引いている自然の天然水を汲み、使用している。

『身体にやさしい、老若男女みなさんが食べられるものにしたかった。』と店主の小久保さん。

お店は一人で切り盛りしている関係で営業日は日曜、月曜の2日間のみ。11：00～15：00（ラストオーダー14：00)まで。
決して人通りのある場所とは言えないが、インスタグラムを見た方や、近くにあるお豆腐屋「峰尾豆腐店」さんを買いに来たお客様などが来ているという。

店主の小久保さんは八王子出身。八王子市内で店舗を探していたが、『高尾山が好きで、この裏高尾に来た時にここで（お店を）やりたい思いが加速した』と話す。

店内は畳敷きで、子連れの方にも優しいプレイルームも用意してある。

裏高尾の魅力を聞くと、『人間本来の生活ができる』という。『朝は日の日差しで目覚め、夜は暗くなったら寝る。なので健康的な生活が送れます』と話し、子育てにも最適だという。

今後は、『地域の人が気軽に立ち寄れるお店にしていきたい』と話し、実際に私自身、裏高尾に住んでいるので『裏高尾に住みたい人へのアドバイス』もできればと期待を込める。