PICK UP インタビュー

花マル塾

楽しむ個性派塾

2015/01/27

楽しむことで「いつの間にか」成績が上がる！？
代表　丸山　秀太郎さん

「花マル塾」は、公立の中高一貫校受験をターゲットにした学習塾。少し変わったユニークな授業風景は、テストで高得点を取るための雰囲気というよりは、放課後に教室で先生と会話を楽しんでいるホームルームの時間のようにも見える。「勉強をまず“楽しい”と感じてもらう」と語る、代表の丸山さんにお話を伺った。

丸山先生はもともとビジネスマンだったとお聞きしましたが学習塾を始めたきっかけは？

大学時代に講師のアルバイト経験があったのですが、もともと人に教えることが好きなんです。教育に興味があるというのと、何事も自分でやるのが好きなので、それが重なって企業から独立して自分で塾を開業していく事になったんです。

他の塾との違いって何かありますか？

勉強を、実社会との関連性を持たせて教えるようにしています。今習っていることが社会でどう役に立つのか、繋がりのある話をしながら授業しています。例えば算数で言えば、単に公式を覚えて解くのではなく、実在する建物に例えて問題を考えさせたり…。というのも、私が塾を始める前に留学していたフィンランドでは、教科書やテストの問題がいつも実社会に繋がっていて、授業がとても楽しかったからです。ユニークな授業で勉強を楽しく感じてもらえるよう工夫しています。

▲ 上）ボードゲームを楽しむ生徒たち。　下）フィンランドでの授業風景。日本の文化を教える授業で折り紙を教える丸山先生。

▼なるほど、具体的にはどんなユニークな授業を？

授業にボードゲームを取り入れたり、国語の時間では2～3人で一つの問題を考えさせることで、コミュニケーション力を養うなど…様々な手法で。
結果的に一人で机に向かうだけの勉強に「やらなきゃいけない」感を抱いていた子どもたちが、自分たちで楽しみ・考えることで、自然と勉強に向うようになりました。型にはまった問題を、決まった公式で解くのではなく、実社会で型にはまっていない問題を解決する力がこれからは求められていると思います。私自身がもともとビジネスの世界にいたので、勉強が社会でどう役に立つのかを楽しめるかたちで教えています。