よっ!仕事人
dattochi for ママー and コドモー
2013/11/17
【まいぷれ×法政大学】コラボ企画
◇◇法政大学多摩キャンパスの学生が、地域で活躍する“仕事人”に突撃インタビュー!◇◇
今回はおもちゃカフェdattochiさんに取材させていただきました!!
おもちゃカフェdattochiとは?
八王子にあるカフェです。しかし、普通のカフェとは違いとってもお子様連れの方にやさしいカフェとなっております。
お子様連れの方ならではの悩みをdattochiでは抱えることなくゆっくりとした時間を過ごすことができます。
実は、このカフェ、生のお母さんの声を多く取り入れて作られたのです。
このカフェの内装デザインは造形大学の学生が行ったのですが、その際実際に子育てを経験したお母さんと座談会を開き設備はどうしたら使いやすいかなど多くの生の声が反映されてつくられたのです。
dattochiの由来
そもそも、dattochiって何語なの?どういう意味なの?と気になっている人も多いと思いますがこれは日本語でも英語でもなくオーナーの西室さんの息子さん語です!!
息子さんが「抱っこしてほしいよ~」がうまくいえず「だっとちてほしい」と言えなくて縮めて「だっとっち」と言っていました。
抱っこしてほしいときの合言葉ですね♪
店内の様子
こちらはお店の中にあるプレイルームです。
ただのプレイルームとは違いカウンター席と隣接しています!
このようにすることによってこどもと遊びながらご飯を食べることができるのです。
つかっているオブジェはすべて手作りで材料は地元の山である高尾山のヒノキを使用しているのです。
ついつい触りたくなるようなデザインとなっております。
おもちゃコーナーです。
おもちゃは子どもと子どもをつなぐ道具でもあるという言葉が印象的でした。
これは店全体の様子です。
店内はベビーカーが通れるくらい広々としたつくりになっております。
奥にあるソファ席はすべてプレイルームに背を向けないような配置になっているのです!
これはトイレです。もちろんトイレにも工夫がたくさんつまってます。
まず広さ!これはベビーカーのままでも入れるように、さらにトイレトレーニングのお子様のすぐ近くにいられるよう、便器の前にも十分なスペースがあります。
またお着替えボードを設置したり、おむつ交換の際に天井からおもちゃをつるすなど様々な細かい工夫がなってました。
赤ちゃんならではの場所授乳室。ここも工夫がたくさん詰まってました。
まず流しの設置。これでいつでもミルクが作れますね。
さらに大きな鏡を設置することによりお母さん方の身だしなみチェック。
そしてなんといってもこのベンチ。これはソファだと深く腰かけてしまいミルクをあげにくいからです。
こういった設備の工夫は実際に子育てを経験したお母さんならではの声が大きく反映されています。
そして、今現在でもアンケートをとり、日々使いやすさを向上するために改善がなされています。
このカフェは”都市化が進んだお母さんが生活の光を見つける”というコンセプトをもとに作られました。下にある本がコンセプト本で、こちらも造形大学の学生さんと協力して作られたそうです。
光のなる木に、嬉しいことがあると光が灯っていくストーリーとなっていて実際に店内のプレイスペースにあり、お店のシンボルでもある光のなる木は本の中に出てきます。ライトがいくつかあるのですが、このライトは、子ども目線からみると木に光が灯っているように見えるしかけとなってます。
その他にも本の中に登場するぞう、ねこ、ことり、きりんなどがお店の中にいます。
本を読むとさらにいっそう楽しめるようになっています。面白いですね!!
メニュー
もちろんカフェの本業であるお食事にもこだわりを見せています。
メニューは早川さんという管理 栄養士さんに考案してもらっています。
食事はお母さんと子どもが一緒に食べれるように塩分が控えめだったり、子どもが苦手な食べ物が細かくカットされて入っています。
小さい頃の食生活は成人病につながります。なのでお母さんの栄養は子どもの栄養です。
「食べ物は心の栄養素でもある」という早川さんの言葉にひかれメニュー作成をお願いしたそうです。
ママ支援
子を持ち、親になると自分の時間はほとんどなく、大半が子どもに費やす時間になってしまいますよね。
何をするにしても「子どもがいるから...」と行動を制限してしまいがちです。
たとえばちょっとだけ子どもの相手をしていてほしいとき誰に頼めばいいのか困りますよね!
そんな時、dattochiのプレイスペースではお母さんが絵本を読んだりして子どもをあやしていてくれるのです。そうすることによってお母さんもあたたかいうちにご飯を食べることができますね。
基本的な面倒はお母さんが見るのですが、ちょっと見ていてくれる人がいることによってお母さんの負担はかなり軽減され、心にもゆとりができますね。
地域のコミュニティ形成と日本文化の継承
dattochiが地域のコミュニティ形成の手助けなっているとお話を伺いました。
ここで開催されるイベントに参加し、毎週顔を合わせることにより仲良くなれるそうです。また参加したおばあちゃんと仲良くなり、人に聞くことができなかったちょっとした愚痴や生活の知恵などもすぐに解決できるし、いまの核家族の家庭では子どもは年配慣れしていないので、良いきっかけになるはずです。さら に、地域の交流により子どもの認識が上がり防犯にもつながります。
まさに、地域の軸となっているのですね!!
それと同時に日本文化の継承も目標としています。
元は呉服屋で働いていた西室さんから見て、今のお母さんや子どもが着物のことを知らなくなるのはとても寂しいことです。
だけれども呉服屋が着物についての情報を発信してしまうと商売よりになってしまい、堅いイメージがついてしまいます。そこでカフェから発信することによりライトなイメージで発信できると考え、着物を全面に推しています。もちろん、お店の制服も着物で子どもの興味を引き寄せていました。
さまざまなイベントがある中で、ここのイベントは楽しいと思ってもらい、次のイベントは何だろうと思ってもらえるようにするのが目標で、その中に日本文化を取り入れることにより、日本文化に関心を持ってもらえるようにするのが最大の目標です。
お母さんの仕事復帰のお手伝いも
子育てをする際に仕事を辞め、まだ職場復帰できてないお母さんの才能は埋もれがちです。
ハンドメイドで子ども服やおもちゃを作ることができ、販売したいが、ネットの使い方がわからずうまく行動に移せてないそんなお母さんの販売窓口の役割を担っています。
女の人は結婚して子育てに仕事に家事にとても大変です。だけど自分や女を捨てずここで輝きをとりもどせたらいいな。という想いが詰まったお母さんの販売ショップとなってます。
”お母さんを支援しながら子どもにつなげる”これがdattochiの最大のポイントです。
これは実際に二児のママが作った洋服です。
ハンドメイドで個性を大事にしていてかわいい洋服です。
自分の子どもにもぜひ着せたいな~!!
今後の展望
これからは
子育て支援の強化
お母さんの社会復帰の手伝い
を主にやっていくそうです。
もちろんカフェですが、内容はカフェでとどまりたくないという西室さんの考えです。
なにより、商売よりお客様の目線に立って経営し、何をするにもお客様にとってプラスになることをベースにしていきたい。
またこの空間を良い、また来たいと思ってくださる方を増やしていきたいとおっしゃっていました。
人と人とのつながりの大切さが全面にでているあったかいカフェdattochiにみなさん一度足を運んでみてください!!
おもちゃカフェdattochi
店舗情報
【所在地】東京都八王子市明神町2-14-12
【TEL】042-657-3795
【営業時間】11:00~17:00(ラストオーダー16:30) 【定休日】毎週水曜日、年末年始、お盆
【駐車場】2台
【アクセス】京王八王子駅から徒歩3分/JR八王子駅から徒歩8分
【ホームページ】
http://www.dattochi.jp/ 感想
須崎 ホームページを見た限り、おそらく相当子ども想いの方だなと思っていたのですが、実際に話を聞いてみても、子どもがどうしたら喜んでくれるかなど子どものことを、ものすごく考えられている方でした。また、オーナーさん自身がお母さんということもあり、どうしたら、何があれば、お母さんにくつろいでもらえるかというのをとても理解をしていて、育児で疲れたお母さんの束の間の休息の場としては最高だなと感じました!
加藤 女性としての今後のアドバイスをいただいたり、女性だからわかる共感話などをして、とても楽しかったです。自分が子育てに忙しくなったらぜひ行ってみたいです。
義崎 経営者として利益を求めることは当たり前だと思っていたけれども西室さんは違い利益よりもお客様のニーズを優先していてまさにお母さんの味方だと感じました。
アドバイスいただいたように自分を大事にし人生の財産である人のつながりを大事にしていきたいと思いました。
経営者としてだけでなく、ひとりの子を持つ親として、ひとりの女性としてお話を伺うことができてとてもいい経験になりました。
絶対またお店に遊びに行きたいです!!
私たちが取材させて頂きました!
りほ
生年月日 1993年6月10日 千葉県富津市出身
千葉県の富津という港町で生まれ育ちました。
ゆったりとした町で育ったせいか、性格までマイペースになってしまいました。
好きなことは食べること。全国の特産を食べ歩くことをひそかに夢見ています。
最近はダイエットがてらウォーキングにハマっています。一緒にウォーキングしてくれる人募集中です(笑)。
笑顔がチャームポイントです(自称)。
..
須崎 裕也
生年月日 1993年11月17日 神奈川県川崎市出身
頭と体は硬いですが、口は固くない須崎裕也です。
今は、走って、学校行って、走って、寝るの繰り返しの生活を送っています。
最近ハマっていること、というより得意としていることは、スーパーで美味しいキュウリを選び出すことです。
今は新しく、世界をターゲットにグレープフルーツの選別に挑戦しています。
しかし世界の壁は厚く苦戦を強いられています。
しかし、「夢は叶う」という高橋尚子さんが言った言葉を信じてこれからもがんばります。
..
ふゆこ
生年月日 1994年1月10日 東京都福生市出身
ストリートダンスを始めて5年になります。
踊ることが大好きな法政大学現代福祉学部の2年です。
ダンスミュージックからJ-POPまでジャンルを問わず音楽を愛しています。音が流れれば踊るし歌うし\(^o^)/
メイクやファッションを日々研究中です。
おしゃれと派手なことが大好きです。平和で自然いっぱいの多摩キャンパス、サークルとその仲間のおかげで大学生活が毎日とても楽しいです。