京王八王子駅近くにある酵素玄米・ベジカフェの「natural cafe 幸の木」さんは店主の想いがたくさん詰まったお店です。お忙しいなか、店主の渡部さんにお話しを聞かせて頂きました。

名前の由来は、お客様から頂くすべてを栄養に根をはり、枝を広げ、花を咲かし、実をつけてまた皆さまにお返ししたいという想いです。本当は、「幸の家」という名前にしたかったのですが、家だと大きさが決まってしまう。お客様にエネルギーや栄養になって循環を繰り返して成長できるようにというのが由来です。

メニューには、なるべく動物性の食材を使用せず、食材や調味料にもこだわっているお店です。なぜ、動物性の食材を使わないかというと、肉や乳製品は消化に時間かかり、胃に負担がかかるのでたまには体に優しい食べ物を提供したいという店主・渡部さんの想いがこもっています。

八王子でお店を開いた理由は、２０年以上住んでいて、家から遠いと料理に時間がかけれないため。外から人が足を運びやすい場所が八王子のため、駅の近くに開店されたそうです。

幸の木さんで提供しているごはんは、酵素玄米です。
酵素玄米は、無農薬玄米・無農薬小豆・自然海塩を専用の圧力鍋で炊き上げ、保温状態で３～４日発酵させたごはん。幸の木の酵素玄米は「長岡式酵素玄米」です。決まりをしっかり守って炊き上げられた酵素玄米は、身体に優しくとってもおいしいそうです。消化吸収に優れ、胃腸に負担がかかりにくいので、デトックス効果が高いと言われているそうです。
ホット一息、心と身体に休息を。幸の木では元気になれる料理を用意しています。

料理には前回、私たちが取材をさせて頂いた八王子の農家「株式会社　FIO」さん（前回の記事はこちら）の野菜も使用されています。FIOとのつながりは、お店の近くで行われていた、八王子フードフェスティバルでの出会いがきっかけだったそうです。

幸の木さんの「地産地消」で「無農薬」の野菜を探しているのにピッタリで、若い人たちが頑張って、お店に配達してくれるなど、ニーズにあっていたのがFIOさんの野菜を使う決め手だったそうです。

なにしろ一番はFIOさんの野菜は「おいしい」から。

幸の木さんでは、通常のカフェ営業以外にもワークショップやマーケットなどのイベントなどのイベントも開催しています。

ワークショップを始めたきっかけは、味噌は手作りがおいしいから。
手作りだと、愛着がわいて大切に食べられると思ったから。より多くの人に、食べ物の大切さを知ってもらいたいという想いから始めたそうです。

幸の木マーケットは、出展者さんに商品を出してもらい、お客様に買っていただきます。出展者さんは、幸の木オーナーの渡部さんのお気に入りの手づくり作家さんや雑貨屋さん・焼菓子屋さん…などなど。渡部さんの知り合いでもあるので安心してお客様に喜んでもらえることができます。

今回、幸の木さんに取材をさせていただいて「酵素玄米」「動物性の食材や乳製品」を使わずに、身体に優しい食材、メニューを提供している点に魅力を感じました。
日頃の疲れを忘れられるようなお店の雰囲気と、渡部さんの温かい人柄はお客様のお腹も心も満たしてくれると思いました。京王八王子駅からも近く人目につきやすい場所なので皆さんも訪れてみてください。

小森奨
今回幸の木さんを取材させていただいて、まず幸の木というお店の名前の由来が深い意味があり素敵だなと思いました。またお客さんの健康を考えた酵素玄米や地産地消を考えた無農薬野菜を使っているところなどがとても印象に残りました。

知念貴
今回取材をさせて頂いて、こんなに食べ物のことを考えてお客様に提供している方は初めてだったので大変感激しました。とてもお店の雰囲気も良くて、落ち着きがあり居心地がいい空間でした。ぜひ、今度食べに行きたいです。

須賀千文
取材を通してお店へのこだわりや多くの人においしくて体に優しいものを食べてほしいという想いを強く感じることができました。幸枝さんのこだわりがつまったとても素敵なお店でした。

山倉茉優
取材を通してお店のご飯や野菜のこだわりを知ることができました。お客様に体に良い食を提供し、安らぎを与えていることに魅力を感じました。またお店を立ち上げることについてなども学ぶことができ、大変勉強になりました。