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慢性的な痛みと脳の誤作動が関わっていることはよくあります。
脳の誤作動とは何なのか？

例えば長時間の同一姿勢で過緊張状態が維持されてたり
筋肉が急に伸ばされたり、過負荷がかかった場合
損傷を避けようと筋肉を自己防衛に収縮されると
異常収縮した状態が脳が正常な筋肉の長さだと誤認します。

こうなった場合の慢性的な痛みは揉みほぐしでは一時的に
軽くなったとしてもまたすぐ緊張し元に戻ります。
対処としては収縮命令の信号（インパルス）を止めるために
脳に「もう収縮し続けなくても良い」と認識させる必要があります。

その方法はいくつかあり、アメブロの記事でも「反応筋」だとか
「いじめっ子筋 / いじめられっ子筋」で紹介してきました。
今回は「カウンターストレイン」という方法を紹介したいと思います。
異常収縮している筋肉に圧痛点があり触ると痛かったりします。
その筋肉の起始と停止を近づけ圧痛が弱くなる姿勢を取り
その状態で90秒間維持をします。
イメージとしてはストレッチの逆のことをしています。

ストレッチは起始と停止を離す方向（筋肉を伸ばす）で
あるのに対しカウンターストレインは筋肉をたわませる感じです。
調整自体がソフトなのでどんな方にでも使うことができます。
またある動作や姿勢をとる時に痛みが出るという場合にも有効です。


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