よっ!仕事人
手作りハムやソーセージのお店 燻製工房グーテ Goutezさん に行ってきました。
2010/11/19
【まいぷれ×法政大学】コラボ企画
◇◇法政大学多摩キャンパスの学生が、八王子で活躍する“仕事人”に突撃インタビュー!◇◇
写真
フランスをイメージしたお店の雰囲気♪
法政大学 図司ゼミのメンバーは
今回・・・・
手作りハムやソーセージのお店
燻製工房グーテ Goutezさん
に行ってきました。
お店にはチーズなども売っています!
場所は西八王子南口から徒歩ですぐに着くところに
ありました。
『食』を『職』にしたご主人!!
とても気さくで温かいご主人。
右から2番目
今の仕事を始めたきっかけは学生時代のアルバイト。
アルバイト先は国立にある「ノイ・フランク」という老舗手作りソーセージのお店。ここで初めて食べたソーセージに感動し、「自分も作ってみたい」と思ったとのこと。
それから大学卒業と同時にそこのお店に就職。そこで3年半くらい基本を学び、その後フランスへ修行に行ったりしたのち、約20年前から今のお店を開いている。
ちなみに、グーテにはチーズも売られているがそれは奥さんの前職業がチーズのお店をしていたからである。そして、その奥さんがやっていたお店によく通っていたのがグーテのご主人であったそうだ。
公私ともに『食』がいろいろ関係していますね(笑)
いろいろな質問をしましたが抜粋して…
Q:仕事をしていて一番やりがいを感じる時っていつですか?
A:お客さんに「美味しかったよー」って言ってもらえたとき。自分で作ったもので誰かが喜んでくれるってやっぱり嬉しい!食べ物ってなんか美味しいものを食べると無意識のうちに幸せになれるからね。
Q:では一番大変なことは?
A:同じ味を作り続けることかな。常連のお客さんが多いからね。買うものも決まってくるから、毎回味が変わってたらいけないね。原料の微妙な違いとか、夏と冬の温度差で製品のできが変わったりするんだ。
でも毎回同じものをつくっててもつまらないから、ちょっと余った肉を混ぜ合わせたり、普段は入れないもの混ぜ合わせて作る、きまぐれソーセージっていう商品があるんだ。
ソーセージって普通丸いじゃない?そうするとサンドウィッチ作ったときパンが四角いからはじっこに何もなくてさびしい。そこでパンの型を使って四角いソーセージをつくったり。
お客さんは顔なじみだから気軽に味に対して意見してくれてありがたいんだよ。
通常、店に置いてあるベーコンやソーセージなどとは別に、父の日・母の日・クリスマスなど、季節・イベントごとには様々な商品をつくっているそうです。
和食系のものや、洋食・フランス料理など、そのバリエーションとレパートリーは多彩です!!
これが職人のワザ
これは肉を混ぜる機械
実際にソーセージ作りの様子を見せてもらいました。
今回作っているのは
ヴァイスヴルスト
白いソーセージという意味
分離しないように温度を下げるため、氷も入れます
大型フードプロセッサーのような機械
最近は人工のものを使っているものが多いが、グーテでは天然のものを使用
ソーセージを作るうえで一番苦労するのが、この腸詰めの作業。
腸を破らずに詰めるようになるのは3年くらいかかるそうです…
は、早いです(笑)
⑤手作業でまとめる。
慣れた手つきで素早い動きはまさに職人のワザです!!
均等に並べられたソーセージ
78℃で約35分ボイルします
実際にソーセージ作りを体験!!
素早い動きでソーセージを作るご主人
一方、ゆったり作るゼミ生…
上に記した作業の一部をやらさせてもらいました。
グーテのご主人は簡単に腸詰をしていましたが、実際にやってみるとほんとに難しいです…
さすが職人さんの技ですね。
苦戦しながらもなんとかソーセージの形にすることができました。
試食タイム!!
ヴァイスヴルストはドイツのミュンヘンで有名なソーセージだそうです。今回は私がいつも食べている、茶色のスモークソーセージではなく、ボイルのみのソーセージだったのでいつも食べているようなものとは一味違いました。
豚肉とともに混ぜた香味野菜の風味がしておいしかったです。
自分で作ったソーセージはおいしいですね♪
グーテに行ってみて・・・
今回でまいぷれは二回目の取材ではありましたが、とても緊張をしながら向かいました。店内に入ってからは原さんはとても気さくに話してくださいました。そのおかげで、緊張も和らいで取材に集中できました。取材の過程でソーセージづくりに至るお話やプライベートに関しての面白い話も聞くことができて、仕事にかける情熱に感銘を受けました。
取材後にゼミ生にお土産として買っていったソーセージも好評で、ぜひ一度足を運んでその味の違いを確かめてみては。ご協力くださったグーテの原さん夫妻ありがとうございました。
【斉京知治】
店主の原さんはとても優しく、取材中も温かく迎えてくれて楽しかったです。フランスやドイツでの海外経験をもとにしたことで店内はおしゃれでした。季節のメニューはレストランや和食屋など開けるのではないかと思うくらいの完成度です!!
原さんにお話を聞いて、今回このページでは伝えきれないこだわりというか信念をとても感じることができました。そして、好きなことを職業にしていることは素晴らしいと思いました。
いろいろありがとうございました!!
【前田康平】
直接ソーセージづくりを見せてもらったときは感動しました!普段何気なく食べているソーセージですが、出来上がるまでの過程を見てから食べたソーセージは一味違いました。グーテさん独自のこだわりもあって、普段よく買うスーパーで売っているソーセージとはまったく違います。ぜひいろんな人に食べてほしいと思います。
やさしい人柄で、食に対してたくさんの遊び心を持っている素敵な職人さんでした。
たくさんの貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
【川口琴美】
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