更年期になると、ホルモンのバランスが崩れることによって　脂肪が付きやすく体重が増加傾向になる方が多いです。


更年期のホットフラッシュ、不眠、生理不順が加われば、コルチゾール値が急上昇します。

コルチゾールの量が増えると食欲が増進し、甘い物が食べたくなるので、当然のことながら体重が増え、腹部に脂肪細胞が蓄積します。

また、エストロゲンの減少で、おなかに脂肪が付きやすくなります

エストロゲンは40代の中盤から後半で減り始め
そのせいで代謝率が下がることはないけれど、おなか周りの脂肪が増えます。

これは、エストロゲンの減少が睡眠の質に大きな影響を与えるからと考えられます

解決策は睡眠時間を増やす事から見直してみましょう

不眠の要因はホットフラッシュだけではなく、
体が火照って目が覚めることはなくても、寝返りを打つだけで一向に眠れないという人もおります。

この寝不足による代謝率の低下こそ、中年女性の体重を減りにくくする最大の要因とも考えられます

睡眠の質が低下すると、食欲増進ホルモンのグレリンの量が増え、食欲抑制ホルモンのレプチンの量が減ります。

グレリンの量が増えると、食欲が増すのに加えて高糖質・高カロリーの食べ物に目がなくなります


その欲を抑えてくれるレプチンが減っていれば
トレーニングはさぼりたくなるし、脂っこい食べ物が魅力的になります

理想的な睡眠時間は7時間

でも、成人の約35%は慢性的に寝不足と言われています。

近年の研究により代謝率は、たった1日寝不足になるだけで低下することが分かったそうです。


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