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子どもと家族と私とわたし

Vol.42_<家族と私>お片づけ祭り、開きませんか?

~ 夏こそお片づけで、お部屋も気持ちもスッキリさっぱり~

皆さん、こんにちは。

家族のしあわせを対話で作る、ふぁみりあすのあゆみんです。

お盆で帰省中の方も多いのではないでしょうか。いかがお過ごしですか?

 

小学生、幼稚園のお子さんがいらっしゃるご家庭は、夏休み折り返しですね。あと2週間、慌ただしくも子どもたちと一緒にいられる時間を充実させていきたいですね。

 

この間「わが子と生涯で一緒に過ごす時間は、母親の場合、約7年6か月、父親の場合、約3年4か月」という衝撃の記事を見つけました(「平成23年 社会生活基本調査」より算出された数字)。

この調査によると小学校入学までに3分の1、中学入学のころには一緒に過ごす時間の半分以上が過ぎているんですって。

 

子どもと一緒にいられる時間は、成長と共にどんどん少なくなっていく。分かってはいるけど、こうして数字で見せられると、今の時間をもっと大切にしたいって思いますね。

 

夏休みにお家をスッキリさせて、お子さんと一緒に過ごせる時間を増やしましょう!

★本日のお話のポイントはココ★

 

1.全部出しは危険! ポイントしぼってお片づけ

 

2.見える化とワンアクション

 

3.ちょこっと作戦とスプリントお片づけ

全部出しは危険! ポイントしぼってお片づけ

 

お片づけメソッドでよく見かける「お片づけ祭り」「同じ種類のものを全部出す」スタイル。小さなお子さんがいるご家庭には絶対にオススメしません。

だって、こちらの都合はおかまいなしに強制終了かけてくるいたずら妖精と暮らしてるんですもの。全部出したとたんに強制終了かかった日には、来年の夏までその状態で過ごすことになりかねない恐怖が待っています。

なにも知らずに全部出しした過去をもっています。

自分の暮らしにあった方法を選ばないと悲惨なことになりますね(泣)。

小さなお子さんがいるなら、一カ所お片づけが断然オススメです。

 

クローゼット、おもちゃ箱、本棚といった具合に、お部屋の中のどこか一つに集中する。人間って不思議なもので、どこか一つが整うと、他の雑然としたところが気になってやりたくなっていくんですね。今日はココ、明日はあそこってちょっとずつ進めていけば、夏の終わりにはスッキリしたお部屋に出会えますよ。

 

見える化とワンアクション

 

そうは言っても、片づけたそばから散らかしていくのが子どもたちのお仕事。無限お片づけループにハマるのが目に浮かんだ方もいらっしゃるはず。

 

スッキリした状態を継続させるために、お片づけをしながら見える化とワンアクションお片づけができる環境を整えていきましょう。

 

子どもたちって、物の一部から全体を想像する力がまだそこまで育っていません。だから、閉まった扉の向こう側を想像するのは難しい。そして、手先もまだまだぶきっちょさん。試しに厚手の手袋をはめて扉の開け閉めしてみてください。けっこう手間取りませんか?

 

片づける場所が見て分かる、ワンアクションでしまえるっていうのは、お片づけが得意なお子さんに育つために大事な条件なんですよ。

 

見える化とワンアクションのポイントは3つです。

◇ 扉を外して「見える」化とワンアクションの同時達成

 

手っ取り早いのが、棚の扉や収納のフタを外してしまうこと。それだけでもお子さんはお片づけがぐんと楽に感じます。

置けばいいんだったらできそうな気がしますもんね。

 

もし雑然とした見た目が気になるなら、ツッパリ棒にカーテンをつけて昼間だけクリップで止めておくという方法もありですよ。来客時にもカーテンを下ろせばいいだけですしね。

 

◇ ラベリングで効率アップ

 

見える化の定番「ラベリング」はもちろんオススメです。

今や百均でもラベリングシールが売られていますから、市販のものも活用できますね。

一番、オススメしたいのが「写真を撮って貼る」方法。

底板の戻す場所に貼っておくと、どこに戻すのか、目で見てすぐに分かります。パズルをはめるみたいな感じで、「写真のところに戻せるかな?」って楽しくお片づけもできますね。

◇ モノの住所を決めておく

 

これもお片づけメソッドでよく聞かれます。ただ、お子さんとお片づけする時には大きな住所にすることがコツなんです。

 

 レゴは右の棚の一番した

 ぬいぐるみは棚の横のかご

 絵本は左の棚の上の段

 

これくらい大まかな住所だと、お子さんが分かりやすいですね。

 

小学生くらいになったら、「本は分野別に」なんて感じで、もう少し細かくしていくとお片づけレベルが自然に上がっていきますよ。

ちょこっと作戦とどかんとお片づけ

 

「今」関心があるものに集中するから、子どもはお片づけっていう考え方をもっていないんです。それに、せっかく遊びを楽しんでいるのをお片づけで中断させてしまうことは、実は集中力が育つのをジャマしているんですね。

 

だから、遊びが途切れたタイミングでお片づけができるように、大人もタイミングを見ることが大事。そして、そんな時のお片づけは「ちょこっとお片づけ」がピッタリです。

 

「ブルドーザーが来たよー」って、子どもと一緒におもちゃをガガーって一カ所にまとめる。

「5個、元のおうちに帰してあげるよー」って決めた数だけお片づけ。

パッとおかたづけなら、子どもも動きやすいですね。

 

そして、寝る前にどかんとお片づけです。

「みんな、お布団で寝たいんだって」っておもちゃたちの気持ちを伝えると、それなら元の場所に戻してあげようかなっていう気持ちになりやすいですよ。

 

片づけきれなかったものも出てくるけど、「片づけた」っていう行為に「スッキリしたね」「パッと動けたね」って伝えてあげると、「お片づけ=心地よい」ってインプットされて、お片づけ好きなお子さんが誕生します。

 

 

外に出るのもためらう夏だから、お家の中でお子さんと一緒にお片づけを楽しむっていうのも発想の転換でありかもしれませんね!

 

さぁて、わが家も始めようかな、夏のお片づけ!

◆この記事を書いたひと


生田あゆみ

元私立高校教員

教育コーディネイター

子育てファミリーサポーター

 

 

ちゃんとしなきゃで子育てをしていたら酸欠になりました。

そういえばこの感覚、教員時代にも感じていたぞ?

おかしいな、なんでうまくいかないのかな?

そんな思いから学びを深めていくと、教育も子育ても古い価値観にとらわれて自分の感覚を置き去りにしていることが分かりました。そして、私と同じように自分を失くして子育てしている人たちがたくさんいることも知りました。

現在は、「わたし」を軸にした子育てマインドの育み方をお伝えするファミリアスと、「教育を選ぶ」をサポートし、学校選びの選択肢を増やすポータルサイト「教育移住.com」を主宰しています。

 

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