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子どもと家族と私とわたし

Vol.8<子どもと私>泣いていたって大丈夫!

こんにちは。

朝起きると外は霜で真っ白!っていう日が増えてきましたね。いよいよ冬本番。今年は電気もガスも値上がりというので、なつかしの湯たんぽが大活躍です。最近は色んな種類の湯たんぽがあるから、用途に応じてサイズや素材も選べるから楽しいですね。ただ、とてもたくさんお湯が必要なのでお風呂の残り湯を使ったりして小さな節約しています。

 

皆さんの節約術も教えてもらいたーい!と思うあゆみんです。

 

さてさて、今日もさっそく本題入りますよー!!

 

どうして子どもは泣くのでしょう?

 

「どうして泣くの?」

「なにが気に入らないの??」

 

 

小さいお子さんがいるママなら、一日に何度もそう思いますよね。

 

 

「お母さんなら、なんで子どもが泣いてるか分かるでしょ」なんて言われて、理由が分からない私は母親失格なんだ……って、一人目の産後はよく落ち込みました。

 

授乳もしたばかりだし、おむつも替えた。お昼寝だってたっぷりしてた。お部屋は適温、さっきまでご機嫌でニコニコしてたのに、どうしてこんなに泣いてるの??

 

 

 

お子さんが小さければ小さいほど、泣く原因は分かりにくくてママを困らせます。

 

授乳もおむつ替えも運試しくらいな、これで泣き止んだらラッキーくらいな気持ちで、えいやってやってみたこと、あるんじゃないかな?

 

 

それでも泣き止まない、そんな時は思わず歌って気持ちをごまかしちゃったり……。

しますよね? しませんか?? 私は年がら年中、こみ上げる気持ちを自作のメロディに乗せてオリジナルソング熱唱してました。少しは気がまぎれますよ(笑)

 

 

あぁまた聞こえてくる、いとしいベイビーの耳をつんざくような泣き声が……。おむつも替えた、ご機嫌でお気に入りのおもちゃも手には持っている……。

 

なのに~~~な~~~ぜ~~~、あなた~は泣くの~~~??

 

 

 

それには2つの理由があるんです。

<理由1>快と不快の二つの感覚

 

ここまでですでに理由は上げてしまいましたけれど、赤ちゃんが泣く理由ベスト3はこちら!

 

◇   お腹が空いた

◇   おむつが濡れている

◇   眠たいのに寝られない

 

赤ちゃんって感覚がまだまだ未熟だから、気持ちよければご機嫌だし、どこか気持ち悪いところがあるとぐずぐずしちゃうんですね。

その「気持ち悪さ」の3大要因が、上にあげた3つ。これって、人間としての基本的欲求でもあるんです。

基本的欲求というのはこの3つ。

 ・食欲

 ・性欲(排泄欲)

 ・睡眠欲

アメリカの心理学者アブラハム・マズローが唱えた「欲求5段階説」という考え方があります。その中で、この基本的欲求が「生理的欲求」として人間の欲求の一番土台に置かれているんですね。

赤ちゃんのころって脳の作りも人間(=理性)よりも動物(=本能)よりだから、この基本的欲求が満たされることで、本当だったら満足してくれるはずなんです。

<理由2>3の倍数は泣きたい時

 

ところが、人間という生き物は少々厄介な作りになっておりまして、快と不快という動物的感覚からよりこまやかな人間らしい感覚を持つために、脳が一生懸命に働きます。

 

それが、赤ちゃんが泣く2つ目の理由なんですね。

 

 

皆さん、キリンや馬の出産シーンって見たことありますか?

 

これからの時期、テレビの年末特番で「動物〇〇スペシャル―!」なんてありそうですね。そんなテレビや動画でも出てきそうですけど、ほ乳類の赤ちゃんって生まれてすぐに自分で立ち上がって、お母さんのおっぱいを飲み始めますよね。次の日にはお母さんと連れ立って走る姿も見られます。

人間の赤ちゃんがひとりでご飯を食べたり、歩き出したりするのは1歳前後。ほ乳類としてはとっても未熟な状態で、人間の赤ちゃんはこの世に出てくるんですね!

 

そんな赤ちゃんは、ヒトとして生きていけるように急ピッチで成長を進めます。

そうすると、時々、自分で自分の成長スピードに追いつけなくなってしまって戸惑うときがあるんです。それが、生後3カ月、6カ月、9カ月、1歳という3の倍数の時期なんです。

 

 

大体の目安ですけれど、首すわりの3カ月、ずりバイ始まりの6カ月、四つん這いの9カ月、歩き出しの1歳という成長の節目。動きだけでなく、内面の成長も相まって、自分ではどうしていいか分からなくて、つまり、不安という不快な感覚を訴えるために泣くんです。

 

この時期の泣きは、何をしてもあまり効果がないんです。だって、その成長に赤ちゃん自身が慣れるしか解決策がないんですもの。

だから、できることは抱っこしてあげたり、穏やかな声で話しかけてあげたりするくらい。

ずっと付き合わなくて大丈夫

 

そうは言っても、赤ちゃんが泣いていると放っておけないのが親心。

 

 

放っておけない。

でも、何しても泣き止まない。

 

 

これが親にとっては一番のストレスと罪悪感ですよね。

だから、ここは一つ「今は泣きたい時期なんだ」って割り切ってしまいましょう!

 

私たちだってあるじゃないですか、わけもなくやたらと泣きたくなる時って。

そんな時、「どうしたの? 大丈夫??」「何があったの?」「話なら聞くよ」なんてひっきりなしに構われたら、「もう、ほっといてよ! ただ泣きたいだけなんだから!!」ってなりませんか?

もしかしたら赤ちゃんもそんな風に思っているかもしれませんよ~(笑)。

 

ね、そう思ったら、ちょっと放っておいてもいいかなって思えたでしょ?

 

しばらく泣かせてあげましょうよ。

 

泣いている赤ちゃんをそのままにしておくのが不安なら、この言葉を思い出してください。

 

赤ちゃんが泣いているときは元気があるから心配しないで大丈夫。静かにじっとしているときは具合が悪いかなって気にしてあげて」

 

以前、助産師さんに教えてもらったことなんです。泣けるパワーがあるなら大丈夫なんですって。

赤ちゃんは泣くのが仕事!

 

つまりはそういうことなんですね。

 

赤ちゃんは自分の不快な状態を何とかしてほしいのと、成長のための2つの大仕事を成し遂げるために泣いているんです。

 

 

不快の原因を取り除いたら、不安で心細いかもしれないなって時々ようすを見ながら、泣き止むかどうかは赤ちゃんに委ねましょう。満足したら、きっとすやすや眠りにつくはずですから。

 

そうしたらママもひと息、ティータイムにできますね!

★本日のポイント★

 

・泣くのは不快を取り除いてほしいから

 

・そうでなければ、ただ泣きたい気分なだけ

 

・ようすを見ながら放っておいて大丈夫だよ

◆この記事を書いたひと


生田あゆみ

元私立高校教員

教育コーディネイター

子育てファミリーサポーター

 

 

ちゃんとしなきゃで子育てをしていたら酸欠になりました。

そういえばこの感覚、教員時代にも感じていたぞ?

おかしいな、なんでうまくいかないのかな?

そんな思いから学びを深めていくと、教育も子育ても古い価値観にとらわれて自分の間隔を置き去りにしていることが分かりました。そして、私と同じように自分を失くして子育てしている人たちがたくさんいることも知りました。

現在は、「わたし」を軸にした子育てマインドの育み方をお伝えするファミリアスと、「教育を選ぶ」をサポートし、学校選びの選択肢を増やすポータルサイト「教育移住.com」を主宰しています。

 

【関連リンク】

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