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子どもと家族と私とわたし

Vol.7<家族と私>やめる勇気

~その家事、本当に必要ですか

こんにちは。家族の未来を創る場所「ファミリアス」のあゆみんです。

先週、久しぶりに高尾山に登ってきましたよ! 平日だからゆっくりできるかなぁなんて思っていたら、とんでもない!! 世界遺産登録直後の富士山かと思うくらい(富士山、登ったことないですがw)、どこもかしこも人・ひと・ヒト!! 大混雑でした。

でも、ちょうど紅葉のベストシーズン! お日さまの光を受けて輝く木々の鮮やかさがとてもきれいでした。

 

 

さて、さいきんの反省を生かして(笑)、今回はさっそく本題に入ってまいりましょう~!!

時間は有限、やること無限

 

1年は365日、1日は24時間、1時間は60分……世界中の全ての人に平等に与えられているのが「時間」。一日中ボーっとしていても、ワンオペで家事と育児に追われてへろへろになっていても、時間は同じ。なんだか不公平だけど、動かしがたい事実。

子どもが生まれても、仕事に復帰しても、24時間という限られた時間は変わらないんですよね。当たり前のことなのだけど、うっかり忘れてしまいがち。

 

でもね、家族が増えても時間は増えないのよ。やることは激増するのに時間は1秒たりとも増えないのよ。次から次へとやることは増えていく。時間は有限なのに、やることは無限増大という恐怖のスパイラル。

 

ママだけじゃなくて、家族みんながこのスパイラルにはまっていくの。だけど、そこに温度差があるから、ママのいらいらのもとになったりするのよね。

 

その解決策の一つは、ふせんワークのコラムで紹介しているので、参考にしてね。

 

 

さてさて、今回は、この無限ループから抜け出すための作戦をお伝えしますよー!

やめる勇気

 

あら、なんだか同じようなタイトルの本が数年前に大ヒットしたわね。

そうよ、勇気! 勇気がいるの。だって今までそれでやってきたんだもの。今さらやめるなんて、怖いじゃない。

 

 

あれをやめたら手抜きだって思われる?

 

あれをしなかったら子どもに悪影響かしら?

 

あれができなかったら夫に文句言われちゃう。

 

 

そんな思いが頭の中に渦巻いちゃいますよね。

 

 

さて、あなたが思い浮かべた「あれ」はどんなことですか?

 

やめるのは大変そうですか??

 

 

でもね、家族が増えても時間は増えないのよ。やることは激増するのに時間は1秒たりとも増えないの! (大事なことなので、もう一度言ってみました)

 

 

 

それなら、やれることは一つしかないじゃない!

 

やめちゃいなさい、あなたがしんどいと思うあれもこれも!!

 

 

その代わり、5分でいいから、あなたが座ってご飯食べられる方がいい。朝、3分でいいから、カサカサしたお肌にクリームを丁寧に塗りこむ方がいい。

 

あなたがあなたを大事にする時間を生み出してあげてほしいの。

あなたを癒せるのはあなただけだから。

 

 

 

あなたがいま思い浮かべた「あれ」をするときって、よっこらせって気合入れて、立ち上がらないとできないことじゃない? がんばらないとやっつけられないことじゃない??

 

 

頑張ろうって思うものは力が入るでしょ。

 

一日の中でやっていることの中に、さらってできるものと、よっこらせって力が入るものがあるはずなの。まずはその違いを見つけてみよう。

 

よっこらせって力が入るものは、本当にやらなきゃいけないかな?って考えてみよう

 

それが、やめる勇気を出す第一歩!


こんな状態で朝を迎えたっていいじゃない♫

へとへとで食器洗うんだったら、スパッと寝ちゃって朝ごはんのあとにまとめて洗ったっていいし、お昼ご飯の時に洗いながら使ったって大丈夫!

 

どっこいご飯は食べられる!

案外なんとかなるもんだ

 

とは言っても、やっぱりちょっと勇気がいるよね。ダメな親、ダメな妻って思われるのは悲しいし、毎日やってたことをやめるのって怖いよね。

 

 

でもさ、今日もできない……昨日もやれなかった…って罪悪感感じて毎日を過ごすのってつらいのよ。できない自分を責めて、どんどんダメな自分がイヤになって、自己嫌悪して、、、

 

 

「できない」と「やらない」は結果は同じでも、気持ちには大きな違いがあるの。

たとえ部屋がぐちゃぐちゃでも、自分でやらないって決めたことなら罪悪感も自己否定も起こらない

 

 

 

毎日そうじ機かけて、洗濯機回して、食事のたびにお皿洗って、洗濯物たたんでタンスにしまって、献立考えてお買い物行って、お野菜切って炒めて、ご飯といで炊飯器に入れて、それと同時進行で子どもにご飯食べさせて、授乳して、お昼寝つきあって、お散歩行って、一緒に遊んで、お風呂にも入れて、寝かしつける。

お仕事復帰したら、さらに保育園のお仕度と自分の仕事の準備や持ち帰り仕事が待っていたりもする。

 

 

うぎゃーーーっ!!

って叫んじゃいますよ、こんな毎日を1年中やってたら。

 

 

今までやってきたけど、やめても大丈夫なものってたくさんあるの。どうしても気になるなら外注するっていう方法もある。機械に頼ったっていいよね。

 

 

わたしは、

 ✔畳んだお洗濯ものをしまうのが苦手

 ✔お料理の献立考えて、野菜を切るのが苦手

 ✔朝のゴミ出しが嫌い……だって、すっぴんパジャマから着替えるの大変なんだもん

 ✔掃除機かけるのもできたらやりたくないし

 ✔アイロンがけもどうしてもの時だけにしたい

 

 

だから、、、

 

 

 → お洗濯ものはハンガーのままクローゼット(という名のふすまを外した押入)へGO! 

 → お料理は生協のミールセットとヘルシー冷凍食品(せめてもの罪悪感軽減のためw)で週の半分をまかなう。

 → 朝のゴミ出しは50mの距離を車で往復(エコじゃなくてごめんなさい!)。

 → 掃除機はコードレスのスティック型にしたら、ちょこっとかけられて便利になった

 → 子どもの服をほぼTシャツにして、お弁当包みはノーアイロン、ハンカチはタオルにしてアイロン不要!!

 

 

 

もうね、ずぼら母さん街道まっしぐらですよ。え、家事のほとんどじゃないか?って。そうなんですよ、本当に家事全般苦手なんです。

かろうじて、お皿洗うのと洗濯機回すのは嫌じゃないので、それはさらーっとやっていますよ(笑)。

 

それでも、案外なんてことなく家の中は回っています。

 

 

これはあくまで私の場合。あなたにはあなたのよっこらせポイントがあるはずなの。

 

だから、それを見つけて、いきなりやめるのは難しかったらちょっとずつ減らしてみたらどうかな?

 

毎日回してた洗濯機を2日に1回にしてみる。

それが無理だったら半分はコインランドリーで乾燥まで一気に終わらせちゃう!

 八王子はコインランドリーあちこちにあるから便利だよね!

とかね。

 

 

時間は有限。

だから、子どもが生まれてからもこれまでと同じように家事や仕事をするっていうのは、そもそもがめちゃくちゃハードなことなんだよね。

 

だから無限に思える家事や育児、仕事の中から思い切ってやめてみることを見つけよう!

 

それでも案外回っていくし、そっちの方が圧倒的に自分がラクになれるから!

 

ママが楽になることって、家族にとって一番大事なことだからさ♡

わたしが子育てが一番つらかった時に出会って救われた詩があるの。

 

作者不詳で、世界中で語り継がれている詩。

ご紹介するね。

訳:伊藤比呂美 画:下田昌克 出版社:福音館書店

★本日のポイント★

 

・時間は有限、やること無限

・やめたいことを見つけよう

・案外なんとかなってくもんだ!

・ママが楽になれることを最優先にしよう。

◆この記事を書いたひと


生田あゆみ

元私立高校教員

教育コーディネイター

子育てファミリーサポーター



ちゃんとしなきゃで子育てをしていたら酸欠になりました。

そういえばこの感覚、教員時代にも感じていたぞ?

おかしいな、なんでうまくいかないのかな?

そんな思いから学びを深めていくと、教育も子育ても古い価値観にとらわれて自分の間隔を置き去りにしていることが分かりました。そして、私と同じように自分を失くして子育てしている人たちがたくさんいることも知りました。

現在は、「わたし」を軸にした子育てマインドの育み方をお伝えするファミリアスと、「教育を選ぶ」をサポートし、学校選びの選択肢を増やすポータルサイト「教育移住.com」を主宰しています。


【関連リンク】

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