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子どもと家族と私とわたし

Vol.24_<わたしと子ども>新年度に気をつけたい3つのタブー

~子どもも自分も軸を大事にマイペースで~

皆さん、こんにちは。

家族の幸せを対話で作る、ふぁみりあすのあゆみんです。

 

この間、本屋さんに行ったらNHKのラジオ講座のテキストがどかんどかんと平積みになってました。

思わず手に取って眺めてしまったけれど、長い人生振り返ってみてもこの手のテキストを1年間・・・・・・どころか

半年だって継続できた試しがないワタクシ、手に取ったテキストをそっと山の上に戻してその場を立ち去りました

とさ(汗)。

 

 

三日坊主を乗り越えるには、21日間続けることなんですって。その次は100日。だいたい3ヶ月続けられたこと

は習慣化できていくんだそうです。

新年度、あなたは何か続ける目標を立てましたか?

 

さて、4月を迎えてお子さんと新しい生活が始まる方も多いと思います。

そんなとき、ついつい陥りがちな3つのポイントをご存じですか? 

 

ここを回避できるかどうかは、その後の1年の分岐点とも言われています。

ぜひ、チェックして年度初めを笑顔で過ごしてくださいね。 応援しています!

新年度、気合い入れて全力投球・・・の大きな勘違い

 

新しい制服、新しい上履き、新しいお友だち。

新年度は新しいものを手に気合いも入ります。大人も子どもも「良いスタート」を切ろうと自然と肩に力が入ります。

特に、入園・入学を迎えた子どもたちは緊張もひとしおですし、見守る大人もドキドキしますよね。

 

 

そんな4月だからこそ、自分のペースを意識してほしい。

おうちに帰ってきたら、いつも以上にのんびり時間を意識して、家事も子育ても手抜きしちゃいましょ! 

始まりは肝心なんだけど、この生活がこの先数年続くんです。最初からしっかりきっちりやろうとしていたら、途中で

息切れしちゃいます。

お子さんだっておんなじ。クラス替えとか進級って不安になりやすいでしょ。

学年が上がってドキドキしながら日中を過ごして帰ってくるのだから、おうちではちょっとだら~っとしたり、いつも

よりご機嫌が悪くなることだってありますよね。

 

ママも子どもも休んでいい。ゆっくりしていい。

1学期かけて新しいリズムになれていこう。

 

それくらいのゆったりしたリズムで、自分のペースを作り替えていきましょう。

子どもにとって初めての場所は、おとなが思っている以上に緊張するもの。

ついつい気になる、隣の芝はどう眺めたって青いのだ

 

環境が新しくなると、どうしたって気になっちゃうのが、周りのようす。

入園式でわが子の隣に座った同級生、同い年なはずなのになんだかやけにしっかりしてそうに見えてしまう。

 

おうちに帰ってから、「お隣の○○ちゃんはあんなにしっかりしてるのに、あなたときたらずっとキョロキョロしてるんだから!」なんて言ってしまったりして。

 

入園・入学式あるあるですよね。

隣の芝は青い。隣の子はお利口さん。安心してください、これが世の定めです、親の宿命です、そう見えるだけです。

あなたがしっかりしていそうだと思った〇〇ちゃんのママも、今ごろおんなじことを言っているに違いありません(笑)!

 

そんなもんなんです、周りの子ってなぜかキラキラして見えちゃうんです。わが子はどうしてもアラが目につくものなんです。それだけ、わが子に可能性を感じているからこそ、もっとできるはずって思っちゃうんです。

 

子どもを比べるのと同じように、ママ自身を比べてため息ついちゃうこともありますよね。

大丈夫、大丈夫。他隣の芝は青い。隣のママはすてき。これもまた、世の定め(笑)。

 

「どうして私はこんななんだろう」

その心の奥の奥をのぞいてみると、「私だってあんな風になりたい」っていう願いが隠れているし、それにフタをしている「でも私なんか……」「だって私は……」っていう思いが見えてくる。

 

こうなりたいなっていう思いはフタしなくていいんだよ。

不思議なことに、自分の中にフタして閉じ込めている願いがあると、隣の芝はどんどん青々とつやつや輝いていくんだよね。そして、自分だけじゃなくて子どもやパパのことも比べ始めちゃうの。

 

願うのは誰だって自由。

そこに「でも」「だって」をくっつけて隠さない! 

それだけで、自分も、わが子も、そのまんまを見られるようになっていくよ。

なりたい自分を願っていい!

あれにもこれにもブンブン振り回されてヘトヘト・・・・・・

 

隣の芝のお話と根っこは一緒なんだけど、年度初めのこの時期はいろいろな情報に振り回されやすい時期なんだよね。

周りから入ってくる先生のうわさ、新クラスのお友だちのこと、習い事の情報。

 

えっ、そうなの?!って驚くような話も飛び込んでくると、ついつい耳もダンボになっちゃうよね。

そして、事の真偽はさておき、情報に不安になったり、焦ってしまったりする。

 

だからね、情報に触れたときに意識しておきたいのは、単なる知識の部分と伝えた人や自分の主観を切り離すって

いうこと。

 

「今度の先生、初めて担任持つんですって。大丈夫なのかしらねー」

 

 単なる知識=今度の先生は初めて担任する

 主観=大丈夫なのかしら

 

情報に感情がくっついたままになると、感情が揺さぶられる。そうすると情報ではなくて感情に振り回されて、

いろんな妄想が勝手に広がっていってしまうもの。

次に何かあった時に、感情が引っついたままの情報と照合して「ほら、やっぱりそうじゃない」ってなっちゃう。

 

 

情報はただの知識として受け取る。それを忘れないでね。

そうすると、目の前の子どものようすや心の動きが見えてくるよ。

 

自分のリズム、自分の本音を大事にする

 

いやおうなしに新しい生活が始まる4月は、どうしたって自分を置いてけぼりにしがち。

ママが自分を見失うと、子どももつられて自分が分からなくなっちゃうよ。

 

新しい生活に慣れなくちゃ、周りに迷惑かけないようにしなくちゃって、外側にばっかり目が向いてしまうけど、いちばん大事なのは自分のリズムを整えておくこと。

 

 

大丈夫、あなたができなくても助けてくれる人は必ずいる。焦らず自分のやり方で自分のリズムを作っていこう。

 

★本日のポイント★

 

・自分のペースで生活のリズムを作っていこう

 

・隣の芝は青いもの。自分もけっこう青い芝だから安心して

 

・情報はただの情報。感情を切り分けて客観的にとらえよう

◆この記事を書いたひと


生田あゆみ

元私立高校教員

教育コーディネイター

子育てファミリーサポーター

 

 

ちゃんとしなきゃで子育てをしていたら酸欠になりました。

そういえばこの感覚、教員時代にも感じていたぞ?

おかしいな、なんでうまくいかないのかな?

そんな思いから学びを深めていくと、教育も子育ても古い価値観にとらわれて自分の感覚を置き去りにしていることが分かりました。そして、私と同じように自分を失くして子育てしている人たちがたくさんいることも知りました。

現在は、「わたし」を軸にした子育てマインドの育み方をお伝えするファミリアスと、「教育を選ぶ」をサポートし、学校選びの選択肢を増やすポータルサイト「教育移住.com」を主宰しています。

 

【関連リンク】

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