おなかを冷やすと便秘や下痢になりやすく、体が冷えると体調が悪くなることがあります。
たまに 会員様のお腹に触らせていただく機会があるのですが、 意外と皆さん冷えてます。
なぜお腹が冷えるとダメなのか、、、
おなかが冷えることで
交感神経が優位になるからです。
交感神経が優位になると腸の血流や動きが悪くなり便も腸に停滞してしまい、便秘になりやすくなります。
また、血流が悪くなると、胃の働きも低下させます
極端な冷え=血流の悪化は、食べ物を消化・吸収する働きを弱め、下痢を招くこともあります。
おなかを冷やすと免疫細胞の働きが鈍くなります。
免疫細胞の活動も低下させます。
免疫細胞の約7割は腸に集まっているといわれています。そのため、腸の働きが低下すると免疫細胞の活動も低下します。
おなかを温めて、便秘や下痢を予防し、腸や免疫細胞が元気に働く生活を心がけましょう。
5つのポイント
1. 体を外から温める
おなかを冷やさないためには、普段からあまり薄着をしないことです。
寒い冬はもちろん、夏でもエアコンの効いている場所では、薄手の腹巻きや湯たんぽ、ひざ掛けなどでおなかを守るなど、体を冷やさない工夫をしましょう。
2. 冷たい飲み物や食べ物は控える
おなかを冷やす飲み物や食べ物ばかり口にしないことも大切です。
冷たいものはのど越しがよく、飲んだ時は美味しいのですが、おなかを冷やしてしまいます。とはいえ暑いので冷たいものが必要な方は一気に飲み込むのではなく、口に含む時間を少しでも長くすることで内臓への負担を和らげましょう。
3. 体を温めるものを食べる
おなかを温める食べ物や飲み物を積極的に摂りましょう。
たんぱく質をきちんと摂ることも大切です。
食事の後に体が熱くなったことはありませんか?
これは体に入った栄養素を分解するときにおこる反応がでることを「食事誘発性熱産生」と言い、タンパク質を接種したときにもっとも大きなエネルギー量が消費され、熱産生が増えるといわれています。
4. 運動・入浴・睡眠で自律神経のバランスを整える
運動・入浴・睡眠も体温を上げるためには必要な要素。運動で筋肉量や新陳代謝力を高め、入浴で寝る前の体温を高め、睡眠で自律神経のバランスを整えましょう。
5. 腸内環境を整える
おなかを温めていても、腸内環境が乱れていると腸も免疫細胞も元気に働くことができません。
日頃から善玉菌を摂って、善玉菌いっぱいの腸内環境に整えておきましょう。
おなかを冷やさない生活を送ることは、腸内細菌にとって居心地の良い環境をつくり、腸や免疫細胞の働きを維持することにもつながります。
善玉菌を摂取する際は、
腸内細菌の働きやすい環境に整えて行うとより効果的です。
並行して取り入れてみましょう。
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