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Mom.Bが紹介する八王子の素敵人

山本ミニ子 フォトグラファー

家族写真の出張撮影「にちにち寫眞(にちにちしゃしん)」

名前の由来

 Mom.B浅川
それではよろしくお願いします。簡単に自己紹介からお願いできますか?

 

山本さん
山本ミニ子です。八王子には5年ほど住んでいます。4歳の男の子と1歳の女の子の母です。家族写真の出張撮影サービス「にちにち寫眞(にちにちしゃしん)」のフォトグラファーとして活動しています。

 

Mom.B浅川
「ミニ子」さんは本名ではないですよね?

 

山本さん
はい、「にちにち寫眞」を立ち上げるにあたって自分でつけました。出版社のカメラマンだった時からずっと本名で仕事をしてきて、今も雑誌や新聞、企業などのお仕事は本名でやっているんですが、家族写真を個人でやるならお子さんからも覚えやすく親しみやすい名前にした方がいいかな、と考えました。これから家族写真を本気でやっていくという覚悟も込めて、思い切って改名してみたという面もあります。ちなみになぜミニ子かというと、一目見てお気づきだと思いますが、背が小さいからです!一発で覚えてもらえて、とっても便利です(笑)!

 

Mom.B浅川
それでミニ子さんなんですね!確かにインパクトは大事ですよね!実はお会いするまでなぜミニ子さんというのかずっと気になっていました(笑)。
気になっていたことといえばもう一つ、「にちにち寫眞(にちにちしゃしん)」というこのサービス名も珍しいネーミングだなと思っていました。由来は何ですか?

 

山本さん
「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」という禅の言葉から取っています。読み方も意味も諸説あるようなんですが、私は「どんな日も良き日であり、今日この日を大切にしよう」と解釈していて、とっても好きな言葉なんです。私が家族写真を撮る時の思いとして「日常を記録することにこそ価値があり、どんな日も写真日和である」というのが強くあって、日日是好日という言葉はまさにそこにも通じるなと思ったので付けました。

 

Mom.B浅川
素敵な言葉ですね。山本さんがそういう価値観を持つようになったきっかけはあるんですか?


山本さん
私、記録魔だったんですよね。
日記だけでは飽き足らず、ノートに24時間のタイムログみたいなものを毎日つけていたりして。

 

Mom.B浅川
記録魔!それは、子育てをきっかけに??

 

山本さん
いえいえ、もっとずっと前からです。小学生の時から。
転勤族の家庭で育って小さい頃からあちこち転々としてたんですが、何でも覚えていたい気持ちが強かったのか、どこも記憶と記録でいっぱいなんです。人への興味も強くて、小学校の友達の誕生日とかも未だに覚えてたりします。
思えば、今の私の「場所の記録を大切にしたい」「些細なことも記録したい」という家族写真へのこだわりは、このあたりの性質が原点にあるのかもしれません。

 

Mom.B浅川
なるほど、小さなことも記録したくて写真を始められた、ということなんでしょうか。

 

山本さん
いえ、写真を始めた頃は全くそんなことは意識していませんでした。
そもそも大学の専攻は国際政治、最初の仕事は中国での日本語教師で、写真を勉強したのは社会に出てからなんです。
友人に旅行写真を褒められて勘違いして仕事を辞めて東京の写真学校に入りました。
写真学校に入ってからも自分の撮りたい写真が何なのかはっきりとわからないまま卒業し、朝日新聞出版写真部所属のカメラマンになりました。スタジオ、ロケ、商品撮影、取材撮影、芸能人ポートレートから記者会見まで、何でも一通り撮れるようになりましたが、自分の得意分野、撮りたいジャンルが何かはやっぱりわかりませんでした。
変わったのは、長男出産直後の2013年に独立してからです。仕事では相変わらず「何でも屋」の時期は続きましたが、プライベートでは再び強烈に「この日々を忘れたくない」という思いが湧いてきたんです。それは、子どもが本当に可愛くて可愛くて、この全てを全部全部覚えていたいと思ったんですね。
ちょうどその頃からたまたま家族写真をたくさん撮るご縁にも恵まれて、なんて素晴らしい仕事なんだろうと思うようになりました。
有名な俳優さんを撮るのももちろん楽しいお仕事なんですが、それは俳優さん本人に頼まれて撮ったものではないし、新聞や雑誌はいずれ古紙回収に出されてしまう運命です。
目の前で喜んでもらえて、一生大切にすると言ってもらえる家族写真は、本当に幸せな仕事だと思います。
ただ、家族写真にも色々なタイプがあって、仕事で何百組もの家族写真を撮り、自分自身も気になったプロカメラマンに家族写真を撮ってもらったりするうちに、「私が目指したい家族写真」というのがだんだん明確になってきました。

 

Mom.B浅川
というのは?

 

山本さん
手をかけて整えた美しい写真より、日常のありのままの瞬間を捉えた写真に愛おしさを感じるようになったんです。そういう写真で見た目にも美しい写真というのは難しいんですが、信念と腕があれば撮れるんだということもわかってきて、私が目指すべきなのはそこだ!ドキュメンタリーとしての家族写真だ!と気づきました。
そこで、そういうコンセプトをはっきりと掲げた独自の家族写真サービス「にちにち寫眞」を始めたというわけです。


Mom.B浅川
なるほど、小さな頃からの転居や転職、子育てを経験された山本さんだからこその、時間は有限でその時々を大切にしたいという価値観であり、その表現なんですね。とても美しいと感じました。

家族写真の出張撮影サービス「にちにち寫眞(にちにちしゃしん)」フォトグラファー。
NIKO PHOTO WORKS 代表。本名山本友来としては、雑誌、新聞、企業、学校などでも活動中。

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