いかつい顔のご主人。実は○○担当？！

Mom.B田畑
ところで、マハロハでは、カフェ、幼児教室、ネイル、という３つの主なメニューがあるとのことですが、幼児教室は、小山田先生がご担当されているのですか？

絵美さん
幼児教室は、姉と主人が担当しています。
カフェは、私と姉で、時々主人も。
ネイルは、私が担当です。

Mom.B田畑
えっ、ご主人の太一さんも幼児教室をされているのですね。正直、いつもニコニコの太一さんも、黙ると「いかつい」イメージだったので、幼児教育…というイメージが湧かず、意外でした。すみません（笑）

絵美さん
「黙っていると怖そう」とよく言われていますね。（笑）
でも実は涙もろいんですよ。特に最近。
子どもが何気ないことではしゃぐと、その無邪気な表情が愛おし過ぎて涙を流したり（笑）。

Mom.B田畑
お子さんが愛おし過ぎて涙を流す…。
なんてほほえましい（笑）そのギャップが魅力ですね。それもイラストにしたい…（笑）。

ファンは2歳から80歳！人気のご褒美ネイル

Mom.B田畑
魅力といえば、ここマハロハではお子さん連れでもゆっくりとネイルが楽しめるというのが大きな魅力の一つだと思うのですが、例えば私は全くネイルのことがわからないネイル初心者で、ネイルの種類だとか頼み方、料金の相場など全くわかりません。私みたいなお客さんでも大丈夫ですか？

絵美さん
もちろん大丈夫ですよ。大歓迎です。ネイルは初めて！というお客様はけっこういらっしゃいます。他店はわかりませんが、うちでは「5000円でやって欲しい」と言われればご予算内で選べるネイルをご提案しますし、ご予約の時点でどんな風にしたいかわからなくても、当日お店で一緒にパーツ等を見ながら決める、というパターンも良くあります。

Mom.B田畑
わあ、いいですね！それは私みたいなネイル初心者でも安心してお願いできますね。美容院で高額なトリートメントを勧められるみたいに、高いパーツを勧められて結局高くなってしまうのではないか、なんて心配も実は…ありました。

絵美さん
「実は、凄い高いやつをすすめられて、ボったくられたらどうしようと思っていました」というお客様も中にはいらっしゃいましたよ（笑）。よそのお店でそういう目にあったようでした。うちではそういう押し売りは一切ないのでご安心を！

Mom.B田畑
聞いておいて良かったです！安心しました。客層は、やはりママが多いですか？

絵美さん
ん～、そうですね、お客様はママが一番多いですが、２歳から80歳までと幅広いですよ。

Mom.B田畑
2歳から80歳？！おばあちゃんが綺麗になった指先を見て、嬉しそうに微笑んでる様子…想像しただけでこちらもなんだか幸せな気持ちになってきます。それは素晴らしいですね。三世代でネイルを楽しんだりできそうですね。

絵美さん
そうなんですよ。実際、常連様の中で、三世代でご利用いただいているお客様がいらっしゃいます。６０代の常連のお客様が、４０代の娘さんと、小学生のお孫さんを連れてらして、「じゃあついでにあなた達も一緒にネイルやりなさいよ」と、スポンサーになってくれて、全員綺麗な指先になって帰られる、という。

Mom.B田畑
わあ、素敵ですね。みんなで指先を綺麗にして、ゴキゲンになって帰るなんて。小学生の女の子も、ばあばがネイルするなんて、おしゃれで嬉しいですよね。しかも、スポンサーになってくれて、自分たちも可愛くしてもらえるなんて、ありがたい（笑）。

絵美さん
そうですね（笑）。とにかく、みなさんにネイルを楽しんでもらいたいので、嬉しいです。
他にも、辛いことがあって家でふさぎ込みがちだったお母様が、当店のネイルをしてから見違えるほど明るく変わった、外に出かけるようになった、等の嬉しいご報告をいただいています。

Mom.B田畑
なるほど！指先が綺麗になって、テンションがあがって、ポジティブになれたんですね。素晴らしい。

絵美さん
そうですね。綺麗な指先は見るたびにテンションがあがります。
スマホを見るたびに、綺麗な指先が目に入る。テンションが上がる。
つまり、朝一でスマホを見たら、朝一でテンションが上がる。
1日に10回スマホを見るとしたら、1日に10回もテンションが上がる。
1ヶ月にしたら、10×30で300回もテンションがあがることになります。

Mom.B田畑
まさに、「自分へのご褒美」ですね！心が健康だと、身体にもよさそうです！
ある意味、癒しのセラピーですよね。笑顔が増えていきますね。笑顔が増えると、周りも明るくなりますし。
ところで、私は爪がとっても柔らかくて、すぐに割れたり筋が入ったりしてしまうのですが、私みたいな爪にもネイルってできますか？

絵美さん
もちろんですよ。むしろ、薄い爪や二枚爪、巻き爪になってしまう方には、保護をしたり、矯正する意味があるのでおすすめです。
衝撃から守ってくれたり、綺麗なカーブがつくようになるんですよ。
乾燥する季節なども、ネイルでのケアをおすすめしています。

Mom.B田畑
おお！そうなんですね！ネイルって、失礼ですが正直なところ「綺麗にするだけで爪には悪影響」なのかと思っていました。弱い爪を保護をしたり、矯正をする意味があったとは！私はふにゃふにゃの弱い爪なので、ネイルとは一生無縁と思っていました。大変勉強になりました。

ギャン泣きＯＫ！安心してネイルやお食事を

Mom.B田畑
子連れで、安心して、食事もネイルも幼児教育もできるなんて、ママにとっては天国のようですね！私も５歳の娘がいるのですが、幼い頃、キッズスペース完備、と書いてある美容院や歯医者さんに連れて行くこともありました。しかし、時折大声で泣いたり騒いだりした時、どうしても気になってしまい、ソワソワ、イライラすることもありました。けれど、ここマハロハでなら、肩身の狭い思いをしなくて済みそうです。

絵美さん
そうですね。うちはギャン泣きＯＫの店ですから（笑）。私も子供が２人おりますし。全然平気ですよ。
大勢のお子さんをお持ちのお客様もいらっしゃいますよ。

Mom.B田畑
そうなんですね！その場合、お子様も一緒にいらっしゃるんですか？

絵美さん
はい。全員集合で（笑）。良くご利用いただいていますよ。ありがたいですね。
大きな娘さんと、あとは小学生～保育園の子たちですね。うちは、危なくない範囲で店全体を使ってのびのび遊んでいられますので、ママは安心して専用の個室でネイル楽しんでいただけます。ご希望でしたらドアを開けて、ネイルをしながらでも、お子さんたちの様子を見ることもできますし。

Mom.B田畑
本当に、ママの夢が叶う所ですね、マハロハは！まさか、さすがに授乳なんかはできないですよね？

絵美さん
ネイル中の授乳ですか？できますよ（笑）ネイル中授乳したり、寝かしつけながらネイルできます。ママとおもちゃコーナーを行ったり来たりもＯＫです。遠慮なく言ってくださいね。

Mom.B田畑
それは嬉し過ぎますね。なんというか、ママが安心してネイルや食事を楽しむこと、それだけでもモチロン嬉しいのですが、絵美さんのお人柄といいますか、相談に乗ってくれて、できるだけ何とかしましょう、という気持ちがありがたいです。

絵美さん
ありがとうございます。なんとかしてあげたい、という気持ちはいつもありますね。でも、私はおしゃべりが好きなんで、一旦慣れると、ついしゃべり過ぎちゃう事もあります。（笑）

Mom.B田畑
おしゃべり好き！そうなんですね。私もです！
それはネイル中もですか？

絵美さん
ネイル中もしゃべり続けますが、突然アートが細かい作業になると「無」になってしまい、黙ってしまいますね。その後、我に返って、お客様と笑ってしまう事がよくあります(笑)。

Mom.B田畑
突然の「無」になるんですね。なるほど、話しかけづらいですよ（笑）

絵美さん
（笑）すみません。怒っているわけではないのですが、つい（笑）

Mom.B田畑
（笑）それだけ、集中してるってことですよね。（笑）
職人魂、素晴らしいと思います。

オーナーは正直者！「すみません、実は私…」

Mom.B田畑
ところで、たくさんのお客様のお名前を覚えるのって正直大変かと思うのですが、なにかコツなどありますか？

絵美さん
すみません、私名前覚えるのがすっごく苦手で…。どうしても覚えられないんです。

Mom.B田畑
あ、わかります（笑）。私もそうなんです。

絵美さん
実は、あんまりお顔も覚えられないんです。ネイル中は特に、お客様のお顔より指先ばかりを見てしまうので、お店の外などでお会いした時に、お客様が話しかけてくださっても、わからない事が多くて…。本当すみません。
その時の私「ピンときてない感」ハンパないと思います。
話しかけてもらうのはとっても嬉しいのに、お名前もお顔もわからなくて気まずい気持ちになっちゃうんです。（泣）

Mom.B田畑
お顔もか～い！（笑）正直で、むしろ清々しいです（笑）！
つまりまとめると、絵美さんご本人は話かけてもらいたいけれど、毎日たくさんのお客様のお相手をしてらっしゃるので、お名前とお顔がどうしても覚えられない、という事ですね。（笑）覚え系が苦手、なんですね。私も同じなので、そのお気持ちとってもわかります。ある一定のキャパを超えてから、脳みそがフタをして、覚えようとする事自体をやめてしまった、という…。（笑）

絵美さん
（笑）本当すみません。

Mom.B田畑
みなさん！お店の外で絵美さんを見かけたら、まずご自分の自己紹介をしてから話しかけてあげてください（笑）。絵美さん自身はとっても優しくて、きさくな方です。そしてノリがいい。また、器が大きいですね。お話していて感じました。

絵美さん
いえいえ。（照）

「ここに来ればなんとかなる」そんな場所でありたい

Mom.B田畑
どんな方にマハロハを利用してもらいたいですか？

絵美さん
そうですね、私自身がそうだったように、育児中って、子どもと二人きりになることが多くて、孤独を感じたり、不安になったり、イライラしたり、訳もなくグズグズする日があったり…そんな困った時に、
「ここに来たら、なんとかなる」
「気軽に来られる」
「どうしよう、と思ったらとりあえずここに来る」
みたいな、気軽に頼れる、駆け込める、そんな場所でありたいです。

Mom.B田畑
確かに、マハロハに行きたくなる理由って、ただ、子ども預けてネイルをする、食事をする、子どもに幼児教育する、だけじゃないですよね。
そこには、絵美さんとおしゃべりして楽しい気持ちになったり、お姉さんである小山田先生とお話して安心したり、太一さんのいかつい顔とニコニコトークのギャップを楽しんだり、（笑）など、たくさんの付加価値がありますね。ある意味、ママにとっての癒しランドですね（笑）

絵美さん
なんとかしてあげたい、っていう気持ちですね、いつも。

Mom.B田畑
正直、もっと早く知っていたら、通い詰めていたと思います。（笑）

絵美さん
これからでもぜひ（笑）

Mom.B田畑
絵美さんに顔と名前を覚えてもらえるように、毎回自己紹介します（笑）
ありがとうございました！

インタビューを終え

インタビュー当時は、絵美さんとはまだ２回ほど、顔を合わせただけの仲であった。しかし取材が始まりお互いの気持ちも解けた頃からは、ご主人の太一さんはじめ、ご家族の爆笑面白エピソードを身振り手振りで話してくださった。静かで淡々とした、しかしなぜか爆笑を誘うその絵美さんの話術もさることながら、太一さんやお姉さん、他、皆さんが生み出す個々のエピソードも秀逸。マハロハさん一家でマンガが２，３冊書けそうだ。（笑）
そんなユニークな絵美さんだが、心は優しく、そして熱い。
ご自身がそうであったように、孤独な育児で行き詰まり、困っているママをなんとかしてあげたい、という温かい気持ちが、絵美さんの根底に太い川となって流れているのが分かった。
カフェメニュー等、お店についての詳細は公式ホームページでぜひチェックしていただきたい。
そこにも「ママを少しでも笑顔にしたい」という熱い思いがあちこちに散りばめられている。
その優しくて熱い思いが、根強いファン獲得に繋がっているのであろう。
私もすっかりこのカフェのファンになってしまった。再訪が待ち遠しい。

インタビュー＆まんが Mom.B田畑

編集 Mom.B浅川

プロフィール

「MAHALOHA（マハロハ）」

オーナー川口絵美

【マハロハ詳細】