八王子居酒屋ひとり酒
八王子の喧噪に身を隠す常連のための居酒屋
江戸時代から戦後にかけて絹織物産業で栄え、多摩地域で唯一の花街が賑わいを見せた八王子。
中町界隈を歩けば、今も路地裏に黒塀が残り、当時の面影が見てとれる。
(若どり 鈴)はそんな界隈の一角、八王子最大の繁華街でもある野猿街道沿いにある。
料理は鶏の揚げ物が中心。
半身揚、モモ揚、手羽元、手羽先など。
ややもすると、揚げ物だけの店に思われがちだが、さば塩、もつ煮込み、チーズクラッカーなどもある。
特別な料理や酒が用意されるわけでもない。
それでも毎夜常連たちがこの店に足を運ぶ理由。
それは、女将や客同士の会話を楽しめる雰囲気があるからだろう。
何が食べたくて来ているわけではない。
ここは客がつまみのようなもの。
居酒屋とはそういう場所なのだ。
居酒屋とは「居心地」を愉しむ所なのであり、良い居心地は毎日でも味わいたい。
居酒屋の「居」は居心地の居で、そこに居る時間を愉しむ。
したがって、酒料理は良いにこした事はないが、居心地、すなわち主人の人柄、客層、店の雰囲気、そういったものが優先する。
ここが「おいしいものを食べにゆく」料理屋やレストランとはもっとも異なる点だ。
これが〖居酒屋〗である。
★メニュー★
飲み物メニューなし。
ぬか漬「自家製」500円
のりチーズ巻き600円
島らっきょう600円
ポテトフライ650円
鮭ハラス700円
なす揚げ出し750円
↑名物の手羽先
↑マグロブツがこの日のお通し
↑アットホームな空間。女将と客同士で会話を楽しむ常連
↑地元密着の居酒屋
店名 | 若どり 鈴 |
住所 | 東京都八王子市三崎町9-14 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 第1・最終日曜休 |
連絡先 | 042-627-2807 |
関連リンク | なし |

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規9000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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