子どもと家族と私とわたし
~ 油断禁物、異次元の暑さ ~
こんにちは。みなさん、こんにちは。
21世紀型子育てProject主宰、ふぁみりあすのあゆみんです。
連日の暑さにお疲れがたまっていませんか?
ふと思い出したのは30年も前の高校時代の地理の授業。
「今、オゾンホールが広がっていて、このまま行くとお前たちが大人になる頃には日本はインドみたいに熱帯地方になるぞ」って先生が話してたんですよね。
当時はそんなバカなって思ってたけど、先生の言葉が正しかったですね。
この暑さ、この世に生まれて数年しか経ってない子どもたちにとっては過酷な環境です。
先週に引き続き対策シリーズになりますが、予備知識をもつことは適切な対応の大きな助けになります。チラッとでも目を通して、心の片隅に留めておいてくださいね。
1. 熱中症の初期症状
2. プールでの熱中症リスクと対策
3. 万が一起きてしまった時の対処法
これほどの暑さになると、短時間でも熱中症になる危険性が高まります。
子どもを車の中に残してお買い物なんて論外なのはもちろんですが、保育園送迎で自転車に乗せていたら風よけカバーを閉めていて熱中症になったとか、庭のビニールプールで遊んでいたら熱中症になったなんていう例は枚挙にいとまがありません。
熱中症は早期に発見して対処することが重要です。特に小さな子どもは自分で不調を訴えることができませんから、顔色や動きなどに目を向けて、早めにケアできるようにしておきましょう。
「クラクラしたり気持ち悪くなったら、すぐに教えてね」とお子さんに伝えておくことも大事です。
また、ベビーカーの中は地面からの輻射熱で想像以上に暑くなっています。頻回に様子を確認して、元気がない様子が見られたらすぐに涼しい場所に移動しましょう。

熱中症の初期症状に目を向けよう。
〈熱中症の初期症状〉
・大量の汗
・皮膚の冷たさ
・めまいや立ちくらみ
・筋肉のけいれん
・吐き気や頭痛など
また、子どものケアを優先して親は自分の対策が後回しなってしまうので、自分自身にも気をつけることが大切です。親が体調を崩してしまうと、子どもの安全を守ることができなくなります。親自身もこまめにしっかりと水分補給を行い、無理をしないようにしましょう。
まずは、日常生活で実践できる基本的な熱中症対策を紹介します。

汗をかかなくても体からは水分が失われていきます。特に子どもは自分で水分補給を忘れがちなので、定期的に飲むよう声かけをしましょう。
一度にまとめて飲むのではなく、ちょこちょこ何度も飲むのが大切です。
水分補給には中身も大事です。
汗をかいていないときは水でもいいのですが、屋外での活動やスポーツをする時には「経口補水液」を準備しましょう。これにより、失われた電解質を効率よく補えます。
室内にいるときでも熱中症リスクはあります。エアコンや扇風機を使って室温を28℃以下に保ち、体温の上昇を防ぎましょう。
外遊びや課外活動などで少しでも違和感を感じたときは、無理をしないことが大切です。命の危険にも繋がるため、即座に休憩を取りましょう。
日焼け対策も重要ですが、できるだけ熱のこもりにくい涼しい服装を心がけましょう。帽子や薄手の長袖シャツなど、適切なTPOに合わせた服装がポイントです。
意外にも、プールでの熱中症リスクは高いんです。スポーツ庁のデータによると、2013~2017年度の5年間で、小中学校のプールでの熱中症発生件数は179件にのぼります。
水泳中でも体温が上がり大量の汗をかいているのですが、水中にいるため気づきにくいんですね。
また、口の中が水で濡れるため、のどの渇きを感じにくいことも原因のひとつです。
熱中症になりやすい原因がそろっているのが、水遊び。油断せずに対策を取りましょう。

水深の浅い子どもプールは水温も上がりやすいので要注意なんです。
また、プールサイドではコンクリートが熱を吸収しやすく日よけが少ないため、長時間の露出で熱中症リスクが高まります。風通しの良い日陰でこまめに休憩を取り、体温を下げることが重要です。
涼しく感じる水周りでも、涼しい場所でこまめに休憩を取ってしっかりと体を冷やし、水分補給を続けましょう。
万が一、子どもが熱中症になってしまった場合の対処法を知っておくことも重要です。
子どもが暑さでぐったりしている場合は、まず涼しい場所に移動させ、衣服を緩めて体温を下げましょう。大きな血管の通る首、脇の下、脚の付け根などを集中的に冷やすことで素早く体温を下げることができます。
風通しの良い場所で扇風機を使って体を冷やすのも効果的ですよ。
冷たい水やスポーツドリンクを少しずつ飲ませましょう。急に大量の水分を与えると嘔吐することがあるので注意が必要です。
熱中症の症状が改善しない場合や重篤な場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。専門的な治療が必要になることがあります。
つい先日、ラスベガスで48.9度の観測史上最高気温を記録したいうニュースが流れました。日本でも連日40度に迫る暑さが報道されています。
私たちが子どもだった頃とは違う、異次元の暑さ。適切な予防をして、少しでも快適に夏を過ごしましょう。たとえ短時間でも車やベビーカーにお子さんを残さず、一緒に連れて行ってくださいね。

生田あゆみ
元私立高校教員
教育コーディネ-ター
21世紀型子育てプロポーザー
ちゃんとしなきゃで子育てをしていたら酸欠になりました。
そういえばこの感覚、教員時代にも感じていたぞ?
おかしいな、なんでうまくいかないのかな?
そんな思いから学びを深めていくと、教育も子育ても古い価値観にとらわれて自分の感覚を置き去りにしていることが分かりました。そして、私と同じように自分を失くして子育てしている人たちがたくさんいることも知りました。
現在は、「わたし」を軸にした21世紀型子育てマインドの育み方をお伝えするふぁみりあすと、「教育を選ぶ」をサポートし、学校選びの選択肢を増やすポータルサイト「教育移住.com」を主宰しています。
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