地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、八王子の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

八王子の地域情報サイト「まいぷれ」八王子市

八王子居酒屋ひとり酒

ぴかぴかの魚貝は主人の意地 五本松 (ごほんまつ) 池波和彦のまいぷれ八王子・精選居酒屋#44

八王子で一級の魚貝を出す屈指の居酒屋

コドモお断り、ミシュランお断り。そんな大人の居酒屋へあなたも。

最近、八王子市在住の金子耕介さんという未知の方から、まいぷれ八王子【八王子居酒屋ひとり酒】を読ませていただいております、というコメントをいただいた。

金子さんおすすめの居酒屋を紹介してくれるということで初めて会い一緒にその店へ向かった。

勤めのかたわら居酒屋を巡り、インスタグラムで写真を公開しているという金子さんは、大の居酒屋好きでその店には十年以上通っているという。

その居酒屋が今回紹介する(五本松)だ。

 

JR中央線八王子駅北口から歩くこと約25分、大横町交差点の近く、東京環状から入った路地に居酒屋(五本松)がある。
改装せず古いままに続けてきた居酒屋独特の、すすけていながらどこか凛とした雰囲気だ。
「らっしゃい」
白髪まじりの精悍な丸刈り、引き締まった頬のいかにも一徹な職人肌の主人が迎えてくれた。
まず冷酒をクイとやりホワイトボードのおすすめを見た。
サバ焼き、揚なす、アジ唐揚、マグロ刺し、サザエ刺し……。
「今日の盛り合わせは何ですか?」
「ちょーっと待っとってや、うまいとこサービスするから、1500円でいいね」と用意してくれたのはマグロのトロ、ヤリイカ、サザエ、赤貝。
鼻に抜ける香りがすばらしく濃厚な旨味のマグロ、表面はぬるりとしながらコリッとした歯応えの赤貝がいい。
赤貝もいろいろだが、これは紛れもない上物。
添えられたヒモがまたおいしい。

(五本松)には主人と常連客で長年かけて作り上げてきた本物の空気、知らぬ人と会話できる安心感、黙っていても通じる心の交流があり、それが遠くから来る熱心な常連を作っている。

人が居酒屋に求めるものが何かを、これほど実感する店は少ない。

 

昨今の若者たちは酒を飲まなくなったというが、私に言わせれば、飲まないのではなく、酒の飲み方を知らないのだ。

サークルだ合コンだと飲み会はやるものの、たいていは大手チェーン居酒屋で、甘ったるいオモチャみたいな酒ばかり飲んでいる。

ガヤガヤ騒ぐだけで肴もろくに味わわない。

かと思えば、ネットで探した老舗に押しかけ、飲んだこともないクセに「この日本酒はねぇ」などと通ぶっている。

実にけしからん!

居酒屋の「居」は居心地の「居」だ。

よい酒と肴を味わいながら、その店に居る時間を愉しむ。

一人でも臆することなく、しばしの寛ぎを堪能する。

それが居酒屋の醍醐味なのである。

 

八王子居酒屋ひとり酒の読者で、私も居酒屋が好きだという方や、いいお店を知っているという方、まいぷれ八王子インスタグラムにコメントください。

↑剥きたてのこの肉厚の赤貝を見よ!紛れもない上物だ

↑本日のお通し。主人の料理の実力がわかるカラッとした衣の天ぷら

↑サービスの揉みキュウリ。箸休めにうってつけだ

↑駅から離れた住宅街に佇む名居酒屋

店名

五本松

住所

東京都八王子市大横町12-2

営業時間

16:30~21:00

定休日

月曜・火曜

連絡先

042-624-5502

関連リンク

ホームページ

 

◆この記事を書いたひと

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

この記事に関するキーワード

人気のキーワード