八王子居酒屋ひとり酒
魚の品書きが素晴らしい、魚好きにはたまらない居酒屋
JR中央線八王子駅北口から徒歩約6分、駅前銀座通り沿いに魚がうまい居酒屋(シムラホール)がある。
本日の品書きは鯵タタキ、鰹、活〆スズキ、活〆カンパチなどなど。
貝に力を入れホッキ貝、ミル貝、ホタテなど、酒飲みを知り尽くした品揃えはさすがだ。
B級価格ながら特級揃いの品書きは主人の意地と見た。
酒は群馬泉、わかむすめ、やまとしずく、さらに獺祭、真澄などの有名銘柄も置き、あまりマニアに特化させないのは、健全な居酒屋という配慮だろう。
「酒、わかむすめ。刺身、鰹。煮魚、煮付け金目鯛カブト」どうでい、この粋な注文。
クイー……。
そこはかとなく感じる酸味と華やかで爽やかな香りが立つ。
女優に例えれば吉岡里帆。
届いた鰹は舌にねっとりはりつき透明な甘味がする。
煮付け金目鯛カブトは丸皿にはみ出さんばかり。
白目でこちらを睨むのを一口。
金目鯛の香りと旨味を豊かに引き出してうまいことうまいこと。
平成23年創業。
ここも老舗になっていくだろう。
ひとつアドバイス。
堅実な手として、自分だけの定番の品を持つ方法がある。
「どこへ行っても、とりあえずこれ」を決めておくとスムーズだ。
私は初心者のころはタコブツで通した。
一年中あって、上等な地ダコではないモーリタニア産かどこかでも、タコブツはだいたいはずれなく、安いだけの大衆酒場でも役に立つ。
そのうちに、関東なら久里浜のタコとか「久里浜の居酒屋には普通にある」、やはり瀬戸内の明石ダコは絶品とか、タコの味を知ってきた。
だがここでは違う。
メニューから好きな魚を自由に選んでもはずれはないはずだ。
豊洲から仕入れるこの店の魚は何を食べても間違いなし!
↑この色艶を見よ!もちもちの食感が鮮度を物語る
↑煮付け金目鯛カブト650円はお徳用
↑全部茹でず、少しずつ茹でていくこだわり。いつも茹でたてが味わえる
↑見た目は古雑貨屋、中身は実力の海鮮居酒屋
店名 | シムラホール |
住所 | 東京都八王子市横山町6-13 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
定休日 | 火曜・水曜 不定休 |
連絡先 | 042-643-0615 |
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◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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