八王子居酒屋ひとり酒
女将の優しいはからいに心温まる居酒屋
京王八王子駅から歩くこと約4分、甲州街道沿いの住宅マンション1階にある居酒屋(和食堂 穣)に入った。
カウンターは満員で、常連客とおぼしき男女が、飲み食いしている。
「いらっしゃい、どうぞこちらへ」
女将がテーブル席に案内してくれた。
まずは酒だ。
店名と同じ名前の徳島地酒「穣 純米吟醸 無ろ過 生原酒」にした。
クイー……。
穏やかな吟醸香ときめ細やかな味わいだ。
品書きから「ワラサ【出世魚・ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ※下記詳細】の煮物」を選んだ。
骨離れのよいこの魚は煮付がうまい。
居酒屋で煮魚は大物料理だ。
一尾を支度し、煮る間はじっと見て、姿くずさず盛りつけるのは気を抜けない料理人の腕の見せ所だ。
一発勝負の全神経をかけた煮魚は、今度は食べる側の腕の【箸の】見せ所。
丹念に身をはずし、皿の端に小骨の山を築いてゆく。
ワラサのおいしい煮汁をたっぷり吸った大根がまたおいしい。
つついている間は酒もストップ。
きれいに食べ尽くし、女将にホラと皿を見せれば満足の笑みが返ってきた。
客はカウンターでのひとり酒を楽しむ人も、テーブルで飲み交わしている仲間同士も、ここでは誰もが楽しげに杯を傾けていた。
出世魚物語
ブリは「出世魚」と呼ばれ、成長とともに呼び名が変わっていく。
20cm、40cm、60cm、90cmごとに、関東では「ワカシ」「イナダ」「ワラサ」「ブリ」、関西では「ツバス」、「ハマチ」、「メジロ」、「ブリ」と呼び名を変えていく。
成長し大きくなるにしたがって呼び名が変わっていくことから出世魚といわれる。
ちなみに豊臣秀吉の出世にもなぞられている。
★メニュー★
値段表示は外税。
鶏手羽元の唐揚げ 三本480円
焼チーズ550円
彩り野菜シャキパリサラダ680円
鮪の中落ち酒盗和え720円
温かい蒸し野菜サラダ760円
出し巻き玉子880円
かき揚げ丼「小」920円
村祐 特別純米 半合540円
穣 純米吟醸 無ろ過 生原酒 半合610円
↑関東風の甘辛い煮付けは酒や飯がすすむ味

↑この店は天ぷらが名物。天ぷらは絶対天つゆですぞ!塩は買ってくれば家でもできる

↑チーズを焼いた素朴なもの。ちびちびつまめる酒の肴
↑ランチも人気の居酒屋。昼に手作り定食を喰わせる店は案外少ないので重宝する
店名 | 和食堂 穣 |
住所 | 東京都八王子市明神町4-2-2 秀和第2八王子レジデンス107 |
営業時間 | 11:15~15:00・17:00~22:00 |
定休日 | 日曜 |
連絡先 | 042-649-8626 |
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◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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