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八王子居酒屋ひとり酒

繊細で奥深い味に脱帽 もろ美 池波和彦のまいぷれ八王子・精選居酒屋#25

八王子を代表するハイレベルな居酒屋

若者から熟年まで様々な客層向けの一軒

京王線京王八王子駅から歩くこと約2分、明神町の住宅街に居酒屋(もろ美)がある。
お通しのもずく酢がおいしく、これは料理を期待できそうだと頼んだ刺身盛り合わせはキンメダイ、タコ、マグロ、ホウボウ。
見せてくれた「ホウボウ」の成魚は大きく美しい胸びれの下になんと足があって浜を歩き、釣り上げると「ボーボー」と声を出して啼くという面白い奴で、刺身の透明感ある甘みは最高だ。
この店は焼酎もすばらしく、棚には「萬膳」「櫻井」「八幡」「月の中」「佐藤黒」など、その顔ぶれを見るだけでプレミア級の品揃えであることはすぐ分かる。
格好つけていない店内は居心地よく、魚の鮮度は保証付きだ。

 

ここは焼酎が豊富な居酒屋。

本格焼酎ブームは続いている。

全国の居酒屋を回り、それまでは鹿児島でしか飲まれていなかった芋焼酎が、福岡に、大阪に、やがて2002年頃には東京に。
そして仙台、盛岡とひたひたと北上し、今や全国の居酒屋に進出した。
野暮な安酒の代名詞だった焼酎がこれだけ広まると誰が予測したであろうか。

しかも最も癖の強い芋焼酎が、若い女性に人気なのである。

初めは従来の居酒屋に、日本酒と並んで試しに置かれる程度だったが、次第に焼酎が増え、ひところ森伊蔵、魔王は、かつての日本酒地酒ブームにおける越乃寒梅のような幻のブランドとなった。

そうなると新しく開店する居酒屋はこぞって焼酎を主流にし、当然ながら料理も焼酎に合うものが求められ、それは焼酎の故郷にあった。

すなわち鹿児島の黒豚、宮崎の地鶏、熊本の馬刺しで、地酒と地場料理はやはり結びついているのである。

焼酎に合う料理がラインアップされるこの店は、焼酎を存分に味わえる。

中高年にとっては、魚刺身のような美食に合う華麗な日本酒よりも、枯れた味であまりぜいたくな肴のいらない焼酎は、自在にお湯割りで飲める健康イメージもあって、甲類焼酎に替わる地酒として、より座右の酒になった。

↑キンメダイ、タコ、マグロ、ホウボウの四点盛りは鮮度抜群

↑豚ロースの味噌漬けは品揃え豊富な焼酎に合わせたい

↑焼いたジーマーミ豆腐は風味がすばらしい。これも焼酎にぴたり

↑しっとりとした八王子の大人の隠れ家居酒屋

店名

もろ美

住所

東京都八王子市明神町4-3-4 金子ビル 1F

営業時間

17:00~23:30

定休日

日曜

連絡先

042-649-2509

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◆この記事を書いたひと

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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