八王子居酒屋ひとり酒
「朝から一杯」という後ろめたさを微塵も感じさせない居酒屋
JR中央線八王子駅北口から歩くこと約四分、三和会商店街に(酒蔵一平)がある。
時刻は午後一時。
すでに店内は満席状態。
その賑わいから、地元になくてはならない絶大な支持を得る人気店だと理解できる。
客は皆すでに“スイッチ”が入っている模様で、店内はオヤジたちの熱気で満たされている。
いかに地元に根付いた店なのかを思い知らされる光景だ。
料理は一〇〇種類以上。
串焼きをはじめ刺身や焼き物、酢の物、炒め物、揚げ物、和え物、サラダなど、ありとあらゆるメニューで飲兵衛たちの胃袋を満たす。
チェーン店には決してまねできない懐の深さと迫力がこの店にはある。
目に青葉、山ほととぎす、待ってました、カツオ!
品書に「かつお刺身」があった。
待ってました、カツオ!
大向こうから声を飛ばしたい。
粋な縞柄の千両役者カツオの季節が来た。
「江戸っ子だってねェ、カツオ食いねェ」「買うカネなきゃ女房を質に入れねェ」「ウチの器量じゃ入らねェ」「きー、アナタ!」。
あだしごとはさておき、目に青葉、五月の東京ほどよいものはない。
そこにカツオの刺身があれば言うことなしだ。
しかし西日本では話題にならない。
血の気の多い関東はカツオ・マグロ、味にうるさい関西はマダイ・ハモが好まれる。
二月ころの新聞に「もう初カツオ」などと出るが、あれは八丈、小笠原あたりを回遊していたのが豊洲に出ただけのこと。
カツオは若い「初」と、脂ののった「戻り」で二度楽しめる。
今の時季はスーパーで売ってるカツオでもおいしい。
届いたカツオは皮だけが脂をじゅうじゅうさせて焦げ、熱で溶けた脂で一ミリほど白く囲まれた赤身。
それをポン酢につけてがぶり。
焦げ香、血の味の赤身、ポン酢のシンプルな味はワイルドそのものでたまらない。
話はもういい、早く食わせろ!
いやまったくおいらも食べたくなってきた。

↑カツオ刺身は日替わりメニュー。この時期のあればカツオは絶対

↑東京の居酒屋の定番煮込み。豆腐が入るのがいい

↑夜勤明けの酒飲みはシメに炒め物に飯をつけおやすみなさい

↑店の営業時間を見よ!午前9時から飲める居酒屋
店名 | 酒蔵一平 |
住所 | 東京都八王子市東町11-5 |
営業時間 | 9:00~翌0:00 |
定休日 | 無休 |
連絡先 | 042-644-8512 |
関連リンク | なし |

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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