八王子居酒屋ひとり酒
女将がひとりで賄う常連客が集う居酒屋
JR中央線八王子駅南口から歩くこと約3分、野猿街道沿いの八王子南口商栄会に居酒屋(みちのく松島)がある。
引き戸を開けて中を覗くと、そこはすでに常連と思しき人たちの姿があった。
ここは流しの客がフラッと立ち寄るような店ではない。
近所の酒飲みによる地域コミュニティの場だ。
店内は調理場を含めてさほど広くない空間で、カウンターに座るのは馴染みの常連ばかり。
メニューを見渡しても、「もろきゅう」「磯辺巻」「カキフライ」などがあるだけて、特別な料理や酒が用意されるわけでもない。
「しめさば」だって近所のスーパーで買ってきた真空パックのものを切るだけだ。
それでも毎夜常連たちがこの店に足を運ぶ理由。
それは、まるで家族のように気兼ねなく酒を楽しめる雰囲気があるからだろう。
「何が食べたくて来ているわけじゃない。ここは会話がつまみのようなものだからね」
「ここでは歳は関係ない。タテではなくヨコの輪がいいんだよ」
口々にこの店の魅力を教えてくれる常連の気さくさが、そのことを物語っている。
瓶ビールの注ぎ方。
今日も元気だビールがうまい。
ビールは炭酸ガスを活性させることで、閉じ込められていたビールの味を顕在化させる。
生じた泡がビールの旨味をぐんぐん引き出す。
泡は味を保つように蓋をするため。
ビールは表面が空気に触れると酸化して味が落ちる。
つまり「泡で味を起こし」「泡で蓋をする」。
したがって缶ビールから直接飲むのは最もビールを知らない最悪な飲み方で、ビール会社のCMでこれをやって、プハーとか首を振るのはみんな間違い。
タレントの顔と缶のアップを同構図におさめるためでしかない。
以上ビール談義。
↑甘口の家庭的な味のニラ玉子とじ
↑お通しだけでボトルを飲む常連がほとんど
↑お馴染みのアサヒスーパードライをングングング…
↑常連客による常連客のための居酒屋
店名 | みちのく松島 |
住所 | 東京都八王子市子安町4-1-5 |
営業時間 | 16:00~22:00 |
定休日 | 日曜 |
連絡先 | 042-626-8756 |
関連リンク | なし |

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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