八王子居酒屋ひとり酒
八王子姉妹都市の旅・苫小牧
北海道苫小牧市が八王子市の姉妹都市であることはご存じだろうか?
北辺の警備と開拓のため勇払へ移住してきた八王子千人同心は、苫小牧市開拓の指針を残した。
昭和48年、苫小牧市の100年を記念に千人同心発祥の地、八王子市と姉妹都市の盟約を締結したのだ。
そんな苫小牧市はどんな町だろうか。
訪ねてみたく新千歳空港行きの飛行機に乗った。
苫小牧は新千歳空港駅から近く、20分ほどで苫小牧駅前に立った。
真っ青な空、真っ白な雲。
澄みきった空気を通し太陽がさんさんと降りそそぐ。
それでも少しも暑くない。
さあて、ビールビール。
北海道に来たならサッポロビールを飲まねばはじまらない。
しばらく歩くとどっしりとした老舗の風格が漂う洋食屋(第一洋食店)がある。
昼飯もかねてビールを飲もうと扉を開けた。
高級感とレトロ感が融合した店内。
店は高齢の夫婦で営む。
女将さんに聞くと、ここは大正8年【1919】の創業だそうだ。
100年以上にわたり地元の人々や、苫小牧にゆかりのある文化人に愛されてきた老舗洋食店。
先代と交流があった版画家・川上澄生の作品などの美術品も見どころだ。
店のロゴやメニューのデザインは、染色工芸家で人間国宝の芹沢銈介が手掛けたそうだ。
まずは生ビール。
ングングング……。
ビールと決めたらまずビール。
おいらはこの信念を一度たりとも。
北海道のビールは内地よりも苦味の濃いコクをいつも感じる。
選んだビーフシチューは六時間煮込むというとろけるような牛肉と、継ぎ足して作るデミグラスソースの深い味わいがとてもおいしい。
濃厚ながらくどさはなく、色々なうま味、風味がバランスよく調和している。
これぞ老舗の味だ。
初代店主は大正天皇が北海道を行啓した際、料理人として随行したまさに伝説のシェフであり、その味と技を、三代目主人が大切に守り続けていた。
店を出て漁港真向かいにある「海の駅ぷらっとみなと市場」へ立ち寄ってみた。
小牧漁港のすぐ近く、汐見大通沿いに「海の駅 ぷらっとみなと市場」がある。
苫小牧の海の幸が並ぶ鮮魚店の他、青果、食事処など約20軒が連なる市場。
敷地内には「ほっき貝資料館」も。
平成12年から、20年連続で水揚げ量日本一に輝いている苫小牧のホッキ貝。
平成14年には「苫小牧市の貝」に制定され、市を挙げて“ホッキ貝の町”をPRしている。
市場の奥には店ごとに個性的なホッキ料理をそろえる食堂街があり、どの店の料理も魅力的で悩ましい。
そんな中で目を留めたのは(とりあえず逢海)の「ホッキ御膳」。
ホッキご飯、ホッキ刺し、ホッキの酢の物、ホッキねばねば、ホッキの和え物【ホッキサラダ】の5種のホッキ料理が付いた御膳だ。
まずはハイボールで喉を潤す。
届いた御膳は生、酢の物、サラダ、ご飯、どれもとてもおいしい。
本場のホッキ貝はやっぱり違うと感動して店を出た。
~~次回へつづく~~

↑苫小牧駅前の歩道にはめられた姉妹都市のタイル
↑苫小牧はホッキ貝の町。市場内には個性豊かなホッキ料理の店が並ぶ
↑市場内の商店では生きた魚貝は安価で売られている
↑ホッキご飯、ホッキ刺し、ホッキの酢の物、ホッキねばねば、ホッキの和え物【ホッキサラダ】の5種のホッキ料理が付いたホッキ御膳

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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