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八王子居酒屋ひとり酒

日本で三本指に入る牡蠣 魚と牡蠣 汐彩 (さかなとかきしおさい) 池波和彦のまいぷれ八王子・精選居酒屋#56

うまい牡蠣を味わうなら迷わずここへ

中国出身の若主人が繰り出す料理はどれも本物。

JR八王子駅から歩くこと約3分、富士見通り沿いの雑居ビル地下に居酒屋(魚と牡蠣 汐彩)がある。
創業は令和4年。
まだ新しい居酒屋だ。
「いらっしゃい。予約の方ですか」
「はい」
若主人に行くことを知らせておいた。
従業員のお姉さんもにっこりしてくれる。
「生牡蠣ね」
「はい」
言うと思ったという顔で支度にかかる。
この店に初めて訪れたなら、まずは宮城県産の「ちちこい牡蠣」からだろう。
今剥いた殻付きの大粒牡蠣は、刻みネギ、紅葉おろし、スダチがつく。
スダチを絞りそのまま口へ。
普通は中にある黒いの【糞です】が全く無い。
ぷくんと太った身は甘く、ぼってりと濃厚に欄熟した官能の匂いよ、味よ!
添えられたポン酢醤油につけると牡蠣の爽やかなコクにしまりがつきおいしい。
今飲み頃の地酒と、酒好きの心をくすぐる見事な料理で、(魚と牡蠣 汐彩)は八王子の地に不動の信頼を得るようになるだろう。

 

冬の居酒屋の楽しみ。
栄養価の高い肴で滋養をつける冬。
冬の肴は、まずは牡蠣。
これが出てこそ冬を知る。
冷たい生牡蠣をつるりとやったら、その殻に熱燗を注いで飲む牡蠣酒は、やや残る海の潮香がたまらない。
あん肝もまた冬の到来。
茹で立ての生温かいのに紅葉おろしで最高。
魚は北の海からの鱈を忘れてはならない。
昆布を張った湯豆腐に切り身を入れる「鱈豆腐」は冬の一人鍋に最適。
豚肉とほうれん草の「常夜鍋」、まぐろと葱の「ねぎま鍋」、蛤と三つ葉の「蛤鍋」など小鍋立てこそ冬の醍醐味。
そして鰤、蟹、河豚でとどめを刺す。
冬の居酒屋は「栄養摂取」。
酒よりもこちらが主役だが、北風を背に感じる屋台のおでん酒もまた冬ならでは。
豪華ばかりが居酒屋ではない。
熱い酒と熱い心で、身も心も温かくして冬を楽しもう。

↑この日は特に良いという「ちちこい牡蠣」は濃にして厚

↑大えび焼きは熱いうちに!焼酎にぴたり

↑はも湯引きは鰻より雅で穴子より精が強い

↑八王子で牡蠣で飲むならここへ。一年中牡蠣が味わえる

店名

魚と牡蠣 汐彩

住所

東京都八王子市東町12-1 B1F

営業時間

17:00~翌0:00

定休日

無休

連絡先

050-5861-2951

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◆この記事を書いたひと

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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